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自社の業種を伝えるノベルティ|木・金属・ガラス・革・アクリルの選び方

企業のノベルティを選ぶとき、ペン、キーホルダー、コースター、グラスなど、「何を作るか」から考える方は多いと思います。
しかし、もう一つ注目したいのが「何の素材で作るか」です。
同じ会社ロゴを入れた品物でも、木に刻印する場合と、金属やガラスへ刻印する場合では、受け取る人が感じる印象が変わります。
例えば、木は自然や温かみを感じさせ、金属は精密さや技術力を連想させます。ガラスは透明感や特別感があり、革は長く使える上質な印象を持っています。
つまり素材選びは、単なる品物選びではなく、
「自社がどのような会社なのか」
「どのような印象を持ってほしいのか」
を伝える方法の一つになります。
今回は、木・金属・ガラス・革・アクリルの特徴と、相性のよい業種、加工方法についてご紹介します。
ノベルティの素材も会社のメッセージになる
ノベルティには、会社名やロゴを知ってもらう役割があります。
しかし、会社のイメージは、印刷された文字やロゴだけで伝わるものではありません。
品物を手に取ったときの重さ、手触り、光沢、透明感なども、受け取る人の印象に残ります。
例えば、同じキーホルダーでも、素材によって次のような違いがあります。
- 木製なら、自然で親しみやすい印象
- 金属製なら、丈夫で精密な印象
- 革製なら、落ち着きと高級感のある印象
- アクリル製なら、明るく自由度の高い印象
ノベルティを自社の名刺のような物と考えるなら、ロゴのデザインだけでなく、素材の選び方にも意味を持たせることができます。
素材と相性のよいイメージ・業種
まずは、素材から受ける一般的な印象と、相性を考えやすい業種をまとめました。
| 素材 | 伝わりやすい印象 | 相性を考えやすい業種 |
|---|---|---|
| 木 | 自然、温かみ、安心、環境、手仕事 | 建築、家具、住宅、林業、環境、福祉、教育 |
| 金属 | 技術、精密、強さ、耐久性、先進性 | 製造、機械、建設、IT、研究、技術サービス |
| ガラス | 透明感、清潔感、特別感、記念、高級感 | 飲食、ホテル、式典、表彰、ブライダル |
| 革 | 上質、落ち着き、経年変化、ビジネス | アパレル、旅行、金融、士業、営業、ホテル |
| アクリル | 明るさ、透明感、自由、現代的、親しみ | 店舗、イベント、キャラクター、学校、IT |
ただし、この表だけで素材を決める必要はありません。
IT企業だから必ず金属やアクリル、住宅会社だから必ず木、というわけではないからです。
同じIT企業でも、先進性を見せたいなら金属、親しみやすさを出したいなら木、若い利用者へ向けたサービスならカラー印刷したアクリルという選び方ができます。
業種だけでなく、「誰に、どのように見られたいか」まで考えることが大切です。
木|自然、温かみ、親しみを伝えたいとき
木は、木目や色合いが一つずつ異なる素材です。
同じ形の製品に同じロゴを入れても、完全に同じ仕上がりにはなりません。この自然な個体差も、木製品の魅力です。
木と相性を考えやすい業種
- 建築会社
- 工務店
- 住宅メーカー
- 家具店
- 林業・木材関連企業
- 環境関連事業
- 農業・食品関係
- 教育・福祉関係
- キャンプ・アウトドア関連
住宅会社が木製コースターを配れば、家や木材との関係を説明しやすくなります。
環境に配慮した活動を行う会社であれば、素材の由来や長く使えることまで含めて、会社の姿勢を伝えられます。
木製ノベルティの例
- 木製コースター
- 木製キーホルダー
- 木札
- 木製プレート
- 木箱
- 卓上スタンド
- メモリアルプレート
木材には、会社ロゴや文字をカラー印刷する方法と、レーザーで刻印する方法があります。
カラー印刷は、企業カラーや写真、細かなイラストを表現したいときに向いています。
レーザー刻印は、木目を生かしながら、落ち着いた仕上がりにしたい場合に適しています。ただし、木の種類や硬さ、木目、表面加工によって刻印の濃さは変わります。
詳しくは、木製品にはカラー印刷とレーザー刻印のどちらが向いている?でもご紹介しています。
金属|技術力、精密さ、丈夫さを表現したいとき
金属には、硬さ、重さ、冷たい手触り、光沢があります。
そのため、技術、精密、強度、耐久性などを伝えたい企業と相性を考えやすい素材です。
金属と相性を考えやすい業種
- 製造業
- 機械メーカー
- 自動車関連
- 建設業
- 金属加工業
- IT企業
- 電気・電子機器関連
- 研究・技術開発
- セキュリティ関連
製造会社が金属製のプレートやペンをノベルティに選べば、自社の事業内容と素材の印象を結びつけやすくなります。
濃紺や黒などに塗装されたアルミ製ペンへUVレーザーで刻印すると、塗装部分が除去され、明るい色の文字やロゴに見える場合があります。
濃い塗装色と明るい刻印部分のコントラストは、技術的で引き締まった印象になります。
金属製ノベルティの例
- アルミ製ボールペン
- シャープペンシル
- 金属製キーホルダー
- ネームプレート
- バッグタグ
- 工具
- カードケース
- ステンレス製タンブラー
金属へのレーザー刻印は、素材や表面処理によって仕上がりが異なります。
ステンレスへのUVレーザー刻印では、必ずしも白や黒になるとは限らず、茶系から薄黒系に見えることがあります。加工条件だけで自由に色を選べるものではありません。
詳しくは、ステンレスへのレーザー刻印が茶系に見えるのはなぜ?や、UVレーザーで金属に名入れ・刻印もご覧ください。
ガラス|透明感、清潔感、特別感を出したいとき
ガラスは、光を通す透明感と、適度な重さを持った素材です。
日常的なグラスにも使われていますが、名入れやロゴ刻印を加えると、式典や表彰、記念日のための特別な品物に変わります。
ガラスと相性を考えやすい業種・用途
- 飲食店
- 酒店・酒造会社
- ホテル・宿泊施設
- ブライダル関連
- 美容・化粧品関連
- 医療・衛生関連
- 周年記念
- 社内表彰
- 退職記念
- 結婚式・式典
飲食店なら店舗ロゴを入れたグラス、ホテルなら宿泊記念の小物、企業なら周年記念や表彰品として利用できます。
同じグラスでも、会社ロゴだけでなく、社員名、受賞者名、記念日などを一つずつ変えて刻印すれば、個人のための記念品になります。
ガラス製ノベルティの例
- タンブラー
- ロックグラス
- ショットグラス
- ぐい呑み
- ワイングラス
- ガラスマグ
- ガラス製ボトル
- ガラス製記念盾
ガラスへのUVレーザー刻印は、白っぽいすりガラス状に見える仕上がりが基本です。
ただし、ガラスの種類、厚み、着色、形状によって加工結果は変わります。曲面のあるグラスは、加工位置や範囲によってフォーカスが変化するため、現物を使った試作が重要です。
詳しくは、ガラスへの印刷とレーザー刻印、どちらが向いている?や、ガラスへの名入れは1個からでも相談できる?でも解説しています。
革|上質さ、落ち着き、長く使う印象を伝えたいとき
革は、使い込むほど風合いが変化する素材です。
手触りや質感があり、日用品やビジネス用品にも使われるため、落ち着きや上質さを感じさせます。
革と相性を考えやすい業種
- アパレル
- バッグ・靴関連
- 旅行・観光
- ホテル
- 金融
- 保険
- 不動産
- 士業
- 営業・コンサルティング
- 自動車関連
革製の品物は、不特定多数へ大量に配る販促品というより、重要顧客、成約者、社員、会員など、限られた人に渡す品物として使いやすい素材です。
革製ノベルティの例
- バッグタグ
- キーホルダー
- ネームタグ
- カードケース
- ペンケース
- コードホルダー
- コースター
- 手帳カバー
革には、UVインクジェットによるカラー印刷や、UVレーザーによる刻印を検討できます。
ただし、本革、合成皮革、表面コーティングの有無、色、凹凸などによって、インクの密着性や刻印の見え方が変わります。
同じ「革製品」という表示でも、加工結果が同じになるとは限りません。量産前には、実際の製品を使った試作をおすすめします。
革製品への加工については、革製品へのロゴ印刷、外注先でお困りではありませんか?や、革製品の試作や限定品づくりも参考になります。
アクリル|明るさ、自由な形、カラー表現を生かしたいとき
アクリルは透明感があり、比較的自由な形状やカラー表現を取り入れやすい素材です。
木や革のような自然素材とは異なり、軽快で現代的な印象があります。
アクリルと相性を考えやすい業種・用途
- 小売店
- 飲食店
- イベント会社
- キャラクター関連
- エンターテインメント
- 学校・部活動
- IT・Webサービス
- 展示会
- ファン向けグッズ
- 店舗装飾
アクリルは、企業ノベルティだけでなく、店舗グッズ、イベントグッズ、記念品、キャラクター商品にも使いやすい素材です。
透明、白、黒、カラー、ミラー調など、素材自体の種類が多いため、企業カラーやデザインに合わせた選択ができます。
アクリル製ノベルティの例
- キーホルダー
- バッグチャーム
- ネームプレート
- 卓上スタンド
- サインプレート
- アクリルカード
- 記念盾
- 店舗用POP
UVインクジェットでは、写真やイラスト、企業カラーを使ったフルカラー印刷ができます。
透明アクリルへ印刷する場合は、カラーだけで印刷する方法と、白インクを下地として使用する方法で見え方が変わります。
透明感を生かす部分と、はっきり見せる部分をデザインの段階で分けることがポイントです。
一つの業種に一つの素材とは限らない
素材選びでは、業種との相性だけでなく、ノベルティの目的も考える必要があります。
例えば、同じ建築会社でも、目的によって次のような選択ができます。
| 目的 | 素材・品物の例 |
|---|---|
| 自然素材へのこだわりを伝える | 木製コースター |
| 技術力や施工精度を伝える | 金属製ペン・プレート |
| 新築記念の贈り物にする | ガラス製品 |
| 成約者へ上質な品を贈る | 革製キーホルダー |
| 展示会で多くの人へ配る | アクリルキーホルダー |
IT企業の場合も同様です。
- 先進性を見せるなら金属やアクリル
- 親しみやすさを出すなら木
- 社内表彰ならガラス
- 重要顧客への贈り物なら革
というように使い分けられます。
「この業種だから、この素材」と決めるのではなく、誰に何を伝えるノベルティなのかを考えると選びやすくなります。
素材を組み合わせる方法もある
ノベルティを一つの素材に限定する必要はありません。
例えば、次のような組み合わせも考えられます。
- 木と金属を組み合わせたキーホルダー
- 革に金属製プレートを付けたバッグタグ
- 木製台座とアクリル板を組み合わせた記念盾
- ガラス製品を木箱へ入れた記念品
- 金属製ペンと革製ケースのセット
素材を組み合わせると、それぞれの印象を補い合うことができます。
木だけでは柔らかすぎると感じる場合は金属を加え、金属だけでは冷たい印象が強い場合は木や革を加える、といった考え方です。
ただし、複数の素材にそれぞれ加工する場合は、加工費や製作日数、組み立て、包装方法まで確認する必要があります。
配布する相手によって素材を変える
同じイベントでも、すべての人へ同じ品物を配る必要はありません。
| 配布する相手 | 素材・品物の例 |
|---|---|
| 展示会の来場者 | アクリル製品、木製タグ、ペン |
| アンケート回答者 | 木製コースター、金属製小物 |
| 商談をした人 | 金属製ペン、革製タグ |
| 成約者・重要顧客 | ガラス製品、革製品 |
| 社内表彰の受賞者 | ガラス製記念品、金属製プレート |
配布対象ごとに素材や品物を変えれば、予算を調整しながら特別感を出せます。
来場者全員には持ち帰りやすい品物を配り、商談相手や重要顧客には素材感のある記念品を用意する方法です。
素材を決める前に確認したいこと
候補となる素材や品物を見つけたら、次の点を確認してみてください。
- 自社の業種や商品と関係を説明できるか
- 受け取る人に、どのような印象を持ってほしいか
- 展示会用、記念品用、表彰用など、目的に合っているか
- 持ち帰りやすい大きさと重さか
- ロゴや文字を入れられる平らな範囲があるか
- 印刷とレーザー刻印のどちらが適しているか
- 素材の個体差や表面処理に問題がないか
- 必要数量と予備を用意できるか
- 希望納期までに商品と加工を準備できるか
- 本番前に試作できるか
素材の印象がよくても、加工面が小さすぎたり、凹凸や曲面が大きかったりすると、希望どおりにロゴを入れられない場合があります。
商品の画像だけで判断せず、寸法、素材、表面状態、加工希望範囲を確認することが大切です。
本番前の試作をおすすめします
木、革、金属、アクリルなどは、商品名だけでは素材の詳細が分からないことがあります。
同じように見える製品でも、塗装、コーティング、樹脂の種類、木材の種類によって、印刷や刻印の結果が変わります。
現物を使った試作では、次のような点を確認できます。
- ロゴの細い線や小さな文字が再現できるか
- 印刷や刻印の色が素材に合っているか
- インクの密着性に問題がないか
- 曲面や凹凸の影響を受けないか
- 加工位置や大きさが適切か
- 手に取ったときにロゴが見やすいか
- 自社が伝えたい印象と合っているか
特に持ち込み品へ加工する場合は、必要数ちょうどではなく、テスト用や加工予備を含めてご用意ください。
まとめ
企業ノベルティは、品物やロゴだけでなく、素材によっても会社の印象を伝えられます。
- 木は、自然、温かみ、親しみ
- 金属は、技術、精密、強さ
- ガラスは、透明感、清潔感、特別感
- 革は、上質、落ち着き、長く使う印象
- アクリルは、明るさ、自由、現代的な印象
ただし、素材と業種の組み合わせに正解が一つだけあるわけではありません。
大切なのは、
「自社は何をしている会社なのか」
「誰に渡すのか」
「どのような印象を残したいのか」
を考えて選ぶことです。
三栄ぷりんとでは、木、金属、ガラス、革、アクリルなど、さまざまな素材へのUVインクジェット印刷やUVレーザー刻印をご相談いただけます。
「業種に合うノベルティを考えたい」
「品物は見つけたが、印刷できるか分からない」
「カラー印刷とレーザー刻印のどちらが合うか知りたい」
「まずは1個または少数で試作したい」
という段階でも、品物の素材、寸法、数量、用途、希望納期などをお知らせください。
素材の特徴と加工方法の両方から、目的に合った方法を検討いたします。
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