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木製品にはカラー印刷とレーザー刻印のどちらが向いている?

木製キーホルダー、コースター、木箱、木製プレート、店舗用のサイン、記念品など、木の風合いを活かしたオリジナルグッズには、温かみと自然素材ならではの魅力があります。
木製品へ会社ロゴや名前、写真、イラストを入れる方法として、三栄ぷりんとでは主に次の2つをご提案しています。
- UVインクジェットプリンターによるカラー印刷
- UVレーザーによるレーザー刻印
どちらも木製品への加工に利用できますが、仕上がりの印象や得意なデザインは大きく異なります。
今回は、木製品にはカラー印刷とレーザー刻印のどちらが向いているのか、それぞれの特徴と選び方をご紹介します。
カラーを見せるならUVインクジェット印刷
UVインクジェット印刷は、木製品の表面へインクを直接印刷する方法です。
会社のロゴカラー、写真、イラスト、グラデーションなどを表現できるため、見た目の華やかさを重視したい場合に向いています。
例えば、次のような木製品に活用できます。
- カラーの会社ロゴを入れた木製ノベルティ
- ペットの写真を印刷した木製プレート
- イラスト入りの木製キーホルダー
- 店舗ロゴを入れた木製コースター
- フルカラーの記念品
- 販売用のオリジナル木製グッズ
レーザー刻印では表現しにくい色の違いや写真も、UVインクジェット印刷であれば表現できます。
木目を活かしたカラー印刷
木製品へカラー印刷する場合、紙や白いプラスチックへ印刷するときとは、色の見え方が異なります。
木材にはもともと木目と地色があるため、白い部分や色の薄い部分では、木の色が透けて見える場合があります。
この特徴を利用すると、木目を残した自然な印象のデザインにできます。
一方、ロゴカラーや写真の色をはっきり見せたい場合は、カラーインクの下に白インクを印刷する方法があります。
白インクを使用しない場合
- 木目がデザインの中に見える
- 自然で柔らかな印象になる
- 淡い色は木の地色の影響を受けやすい
- 白い部分は基本的に木の色になる
白インクを下に印刷する場合
- カラーが比較的はっきり見える
- 白い文字や図柄を表現できる
- 写真や企業ロゴを再現しやすい
- 木目の見え方は弱くなる
木の風合いを残すか、デザインの色を優先するかによって、白インクの使い方を決めます。
木の温かみを活かすならレーザー刻印
レーザー刻印は、インクで色を付けるのではなく、レーザーを照射して木材の表面を変化させる加工です。
木の色や種類、表面の状態によって異なりますが、一般的には茶色から濃い茶色の刻印になります。
色数は増やせませんが、木材の自然な風合いとよくなじみ、落ち着いた仕上がりになります。
次のような用途に向いています。
- 会社名や店舗名の刻印
- 名前や記念日の名入れ
- シンプルな企業ロゴ
- 線画やワンポイントイラスト
- 周年記念品や卒業記念品
- 木箱や木札への文字入れ
- 管理番号や個別番号の刻印
インクを使用しないため、木の素材感をそのまま活かしたい場合に選びやすい加工です。
木材によって刻印の濃さが変わる
レーザー刻印の色は、印刷のように指定できるものではありません。
同じデータと設定で加工しても、木の種類や木目、含まれる成分、表面加工などによって、刻印の濃さが変わります。
また、同じ木製品の中でも、木目の部分によって濃淡が生じることがあります。
これは木材が天然素材であるために起こる特徴です。一つずつ完全に同じ色へそろえることは難しい一方、自然素材らしい個性として楽しめます。
仕上がりの濃さが重要な場合は、本番加工の前に同じ素材でテストすることをおすすめします。
カラー印刷とレーザー刻印の違い
| 比較項目 | カラー印刷 | レーザー刻印 |
|---|---|---|
| 表現できる色 | フルカラー・白 | 素材による茶系の濃淡 |
| 写真の表現 | 向いている | 線画化などの調整が必要 |
| 企業ロゴ | ロゴカラーを表現できる | 1色のシンプルなロゴ向き |
| 木目の見え方 | 白インクの有無で調整できる | 木目をそのまま活かせる |
| 仕上がり | 明るい・華やか | 自然・落ち着いた印象 |
| 個別名入れ | 対応可能 | 特に相性がよい |
| 色の指定 | データに合わせて印刷 | 刻印色の指定はできない |
| 素材差 | 木の地色が印刷色に影響する | 木の種類や木目で濃さが変わる |
用途別の選び方
会社のロゴカラーを見せたい
カラー印刷が向いています。
企業カラーを使用したロゴや、複数の色で構成されたマークは、UVインクジェット印刷の方がイメージを伝えやすくなります。
写真やカラフルなイラストを入れたい
カラー印刷がおすすめです。
ペット写真、人物写真、風景、子どもの絵なども、木目を残す方法と白インクを使用する方法から選べます。
高級感のある記念品にしたい
レーザー刻印が向いています。
会社名、周年数、日付、受け取る方の名前などを刻印すると、木材とよくなじんだ落ち着いた記念品になります。
一つずつ違う名前や番号を入れたい
レーザー刻印は、個別名入れや番号の差し替えとも相性のよい加工です。
社員名、会員番号、記念日、整理番号などを一つずつ変更して刻印できます。
内容によっては、カラー印刷でも個別の名前や番号を変えることができます。
木の風合いをできるだけ残したい
レーザー刻印が向いています。
インクで表面を覆わないため、木目や木の色をそのまま活かせます。
カラー印刷でも、白インクを使用せず、木目を透かしたデザインにする方法があります。
カラー印刷とレーザー刻印を組み合わせる方法
どちらか一方だけでなく、カラー印刷とレーザー刻印を組み合わせることもできます。
例えば、次のような使い方があります。
- 表面にカラーの企業ロゴ、裏面に名前を刻印
- 写真をカラー印刷し、日付やメッセージを刻印
- カラーイラストと、茶系の刻印を同じ面に配置
- 共通デザインをカラー印刷し、個人名だけを刻印
カラー印刷の華やかさと、レーザー刻印の落ち着いた雰囲気を組み合わせることで、特別感のある木製グッズを作れます。
平らな加工面が基本です
UVインクジェットプリンターによる木製品への印刷は、基本的に平らな面への加工となります。
木箱のフタ、木製プレート、コースター、木札、平らなキーホルダーなどは相談しやすい形状です。
大きな反り、段差、凹凸、金具などがあると、印刷ヘッドとの距離を一定に保てず、加工できない場合があります。
レーザー刻印も、加工面の高さが大きく変わるとフォーカスがずれ、刻印の濃さや線の太さに差が出ることがあります。
加工面の写真や商品の寸法を事前にお知らせいただくと、対応方法を確認しやすくなります。
持ち込み木製品もご相談ください
市販の木製品や、お客様が制作・販売している木製品への印刷・刻印もご相談いただけます。
ただし、木材は種類や表面処理によって加工結果が変わります。
特に、次のような点を確認します。
- 無垢材、合板、MDFなどの素材
- 塗装やニスの有無
- ワックスやオイル仕上げの有無
- 表面の反りや凹凸
- 加工する面の大きさ
- 金具や取っ手の位置
- 希望する印刷・刻印範囲
初めて加工する商品については、同じ商品や端材を使用したテスト加工がおすすめです。
迷ったときは完成イメージから選ぶ
カラー印刷とレーザー刻印のどちらにするか迷った場合は、加工方法から考えるのではなく、完成品をどのような印象にしたいかを考えてみてください。
カラー印刷が向いている仕上がり
- 明るい
- 華やか
- 写真を見せたい
- 企業カラーを使いたい
- イラストを目立たせたい
レーザー刻印が向いている仕上がり
- 自然
- 落ち着いている
- 木目を活かしたい
- 記念品らしくしたい
- 名前や日付を入れたい
目的によっては、両方を組み合わせる方法もあります。
まとめ|色を見せるか、木の風合いを活かすか
木製品へのカラー印刷とレーザー刻印には、それぞれ異なる良さがあります。
会社のロゴカラー、写真、イラストなどを鮮やかに見せたい場合は、UVインクジェット印刷が向いています。
一方、木目を活かしながら、会社名、名前、日付、シンプルなロゴなどを落ち着いた雰囲気で入れたい場合は、UVレーザー刻印が向いています。
選ぶときの基本は、次のとおりです。
- 色や写真を見せたいならカラー印刷
- 木の風合いを活かしたいならレーザー刻印
- 特別感を高めたいなら両方を組み合わせる
三栄ぷりんとでは、木製品へのカラー印刷、レーザー刻印、小ロットでの試作、持ち込み品への加工をご相談いただけます。
商品が決まっていない段階や、どちらの加工方法が向いているか分からない場合でも、作りたい物の写真やイメージからご相談ください。
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