先日、バリアブル印刷の依頼で、可変データの中に、CODE１２８規格のバーコードをレイアウトする話から、バーコードのお話をしました。
そして、バーコードを図形で書いていく方法を紹介しました。

これはこれで、使えると思ったのですが、例えば、二か所に同じコードを配置となると、2回書く必要がある等、問題もあるようなのです。
やはり使い勝手が悪いような気がしました。

もう一つ、方法を考えたのですが、
レイアウト作業前に、バーコード図形を1件づつ画像ファイルにして保存する方法です。
１０００件のバリアブルがあるとしたら、ファイル名を連番にして１０００ファイル保存しておくのです。
そして、必要な時に画像化したバーコードをレイアウトして行くのです。同じコードでしたら、何か所にでも貼り付けられます。・・・・・それほど難しい話ではありません。
もしかしたら、市販のバーコード作成ソフトは、このような方法での運用になっているのではと思うのですが、どうしているのでしょうか。

やはりフォント化が一番でしょう

ネットで検索すると、無料のフォントが手に入りそうです。
しかし、良く見ると、チェックキャラクタが使用できないやら、不完全なものでした。

１３０程の文字をフォント化する作業です。
バーだけの単純なフォントです。・・・・・出来そうな感じです。

４～５件　作って見ました。フォントをインストールして実際に表示してみました。
行けそうです。

キャラクターは、良いのですが、制御コード系をどのように扱うかで、悩みました。
私の技術レベルでは、時間がかかりそうでしたので、半角のカタカナのコードに割り当てる事としました。
結局、弊社だけのローカルな仕様での運用となってしまうのです。
もし、使って見たいかたは、コードの割り当てを我慢してもらえれば、使えるかもしれません。
このローカルの仕様の中で使用してください。

次から紹介しておきますので興味のある方は、参照してください。

コード表　詳細は、下からダウンロードしてください。

文字フォント　使用にあたっては、自己責任で行ってください。

フォントは、ＴＩＦフォントです。　⇒ここから　　BCODE128H.TTF

自作フォントで、チェックビットを付けた変換スクリプトをエクセルのＶＢＡで書いてみました。
参考にエクセルファイルをアップしておきます。コード表も付けておきましたので、参照してください。

　　　⇒ここから　　CODE128　三栄フォント　コード表.xls

 かなりのテストは行ったのですが、色々な問題も出てくる可能性はあります。

実際に、エクセル上のセルに書き込んだバーコードは問題なかったのですが、インデザインに貼り付けた結果、特定の文字の表示で不具合が見つかりました。

そのコードも半角のカタカナに割り付けしました。

まだまだ問題は出て来そうです。
使う人は、自己責任で使ってください。

＜追記＞　バーコードフォント　第２作目として　ＪＡＮ１３バーコードを自作しました。
　　　　　興味のある方は、次の　NAVIブログページからダウンロードしてください。

 　　　⇒　JAN-13バーコードフォントを作ってしまいました（２）

 　　　⇒　バーコード　JAN－１３用　フォントを作ってしまいました