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結婚式の席札にショットグラスを―ゲストごとに異なる名前を刻印できますか?

ゲストごとに異なる名前を刻印したショットグラスは、席札と記念品を兼ねたアイテムになります。 イメージ図
結婚披露宴の席札といえば、紙にゲストのお名前を印刷したものが一般的です。
しかし最近は、席札として使ったあと、そのまま記念品として持ち帰っていただける「席札グラス」を検討される方もいらっしゃいます。
先日、次のようなお問い合わせをいただきました。
結婚披露宴の席札として、90~100個ほどのショットグラスに、ゲストごとに異なるローマ字名を入れたい。必要に応じて結婚式の日付や共通のロゴも加えたい。
一つひとつ違う名前を入れる仕事は、単に同じ絵柄を100個加工する場合とは準備の仕方が異なります。今回は、席札用ショットグラスを依頼する際に確認しておきたいことをまとめます。
90~100個すべて異なる名前でも加工できる?
ゲストごとに異なる名前を入れる加工は可能です。
例えば、各グラスに
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EMI
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TAKU
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YUKI
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NAO
のように異なるローマ字名を入れ、その下に結婚式の日付や共通のワンポイントマークを加える形が考えられます。
当社では、ガラスへの加工はUVレーザー刻印を中心に検討します。インクで色を付けるのではなく、ガラス表面をレーザーに反応させ、白っぽいすりガラス状に見せる加工です。
円筒形のグラスは、形状に応じてロータリー治具を使い、グラスを回転させながら加工します。ただし、ショットグラスの大きさ、傾斜、底面の厚みなどによって固定方法が変わるため、すべてのグラスに同じように加工できるとは限りません。
持ち込みできるショットグラスの条件
持ち込み品への加工は、まず現物確認が必要です。席札用として100個前後をそろえる場合は、次の条件を確認しておくと打ち合わせが進めやすくなります。
できるだけ同じ製品・同じロットでそろえる
見た目が同じグラスでも、仕入れ時期や製造ロットによって、直径、厚み、高さ、ガラスの成分がわずかに異なることがあります。レーザー刻印では、その小さな違いが刻印の濃さや位置に影響する場合があります。
加工面が滑らかで、大きな凹凸がない
ロゴの浮き彫り、強い模様、カットガラスのような凹凸が加工予定位置にあると、焦点や見え方が安定しにくくなります。名前を入れる面が、なるべく平滑なものが向いています。
極端に薄いもの、傷や欠けのあるものは避ける
ガラス刻印では、表面に細かな変化を起こして白っぽく見せます。極端に薄いグラスや、すでに傷・欠け・ひずみがあるグラスは、加工中の破損リスクが高くなるため注意が必要です。
本番分を購入する前にサンプルを確認する
可能であれば、本番数量を一度に直送する前に、同じグラスを数個使って試験刻印を行います。文字の大きさ、刻印位置、白さ、欠けの出方、グラスの固定方法を確認してから本番に進む方が安心です。
名簿はExcelやCSVで入稿できる?
ExcelまたはCSV形式の名簿は、個別名入れに適した入稿方法です。
例えば、次のような項目に分けてご用意ください。
| 管理番号 | テーブル | 席順 | 刻印する名前 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 001 | A | 1 | EMI | 新婦友人 |
| 002 | A | 2 | TAKU | 新郎友人 |
| 003 | B | 1 | YUKI | 親族 |
特に重要なのは、「名簿に書かれた文字を、そのまま刻印してよい状態」にしていただくことです。
例えば、同じ方でも Taro、TARO、Taroh では仕上がりが異なります。長音表記、姓を含めるか、大文字・小文字、敬称の有無などは、入稿前に統一しておく必要があります。
加工前には、実際に刻印する文字の一覧やレイアウト見本を確認していただきます。承認後の名前変更や席順変更は、工程によって追加費用や納期変更が生じる場合があります。
1個あたりの加工費だけでは決まらない
席札グラスの見積もりは、単純な「1個あたりの刻印料金」だけでは計算できないことがあります。
主な費用項目は次のとおりです。
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グラス1個ごとのレーザー加工費
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名簿データの変換・確認費
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共通ロゴや日付のデータ作成費
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テスト刻印・試作費
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持ち込み品の検品や開梱作業費
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ロータリー治具の調整・位置合わせ費
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テーブル別、席順別の仕分け費
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個別包装やラベル貼りの費用
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返送送料
同じ100個でも、名前だけを入れる場合と、名前・日付・ロゴを組み合わせる場合では作業量が変わります。また、文字の長さをグラスごとに調整するか、すべて同じ文字サイズで加工するかによってもデータ処理が異なります。
そのため、お見積もりには、グラスの商品情報、数量、刻印内容、名簿の形式、希望する仕分け方法、納品先などの確認が必要です。
予備グラスは何個必要?
持ち込みのガラス製品では、本番数ぴったりではなく、テスト加工用と万一の破損・刻印不良に備えた予備が必要です。
90~100名分であれば、まずは本番数とは別に5~10個程度を一つの目安としてご相談ください。ただし、適切な数量は、グラスの薄さ、形状、入手のしやすさ、事前テストの有無によって変わります。
同じ商品をあとから買い足せない場合もあるため、予備も本番分と同時に、できれば同じロットで用意しておくと安心です。
加工中に破損した場合はどうなる?
ガラスは、レーザー加工の条件だけでなく、製品の個体差、目に見えない傷、内部応力などによって欠けや割れが発生する可能性があります。
特にお客様が用意した持ち込み品は、当社側で同じ商品をすぐに調達できるとは限りません。そのため、加工前に次の点を取り決めます。
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破損時は予備グラスへ振り替えるのか
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予備を超えて破損した場合はどうするのか
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グラス代の補償範囲をどうするのか
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同じ商品を追加購入できるのか
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納期に余裕があるか
この点を曖昧にしたまま本番加工へ進めることはできません。試験刻印の結果を確認し、加工上のリスクをご理解いただいたうえで進行します。
テーブル別・席順別の仕分け納品も相談できます
90~100個のグラスを名前だけで確認しながら式場で並べるのは、想像以上に大変です。
名簿にテーブル番号や席順が入っていれば、次のような仕分け方法を検討できます。
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テーブルごとに箱や袋を分ける
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席順に並べる
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管理番号のラベルを付ける
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新郎側・新婦側・親族などに分ける
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グラスの底や包装に照合用番号を付ける
ただし、仕分けや個別包装は加工とは別の作業です。ご希望の納品状態を事前に確認し、必要に応じて見積もりへ加えます。
希望納期から逆算して準備を
結婚式で使用する品物は、納期を動かしにくい仕事です。
例えば2026年9月上旬から中旬の納品をご希望の場合、グラスの選定、現物確認、試験刻印、名簿の確定、レイアウト確認、本番加工、検品、仕分け、発送までの時間を考える必要があります。
100個近い個別名入れでは、名簿の最終確定が遅れるほど、本番加工と検品の時間が短くなります。出席者変更の可能性も考え、次の期限を最初に決めておくと進行がスムーズです。
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グラスを決定する日
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試験用グラスを送る日
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名簿を確定する日
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レイアウトを承認する日
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追加・変更を締め切る日
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希望納品日
お問い合わせ時にお知らせいただきたいこと
席札用ショットグラスへの個別名入れをご検討の場合は、次の情報をご用意ください。
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使用予定のショットグラスの商品名・購入先URL・写真
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本番数量と予備数量
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希望する刻印位置とおおよその大きさ
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ゲスト名の表記例
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共通の日付・ロゴ・マークの有無
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ExcelまたはCSV名簿の項目
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テーブル別・席順別仕分けの希望
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個別包装の有無
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希望納品日と使用日
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グラスの納入方法と完成品の納品先
商品URLや画像だけでは判断できないこともあるため、最終的には現物を確認してから加工可否をご案内します。
席札が、そのまま結婚式の記念品に
ゲスト一人ひとりの名前が入ったショットグラスは、席を案内するためだけの札ではありません。披露宴後に持ち帰り、結婚式の思い出として残していただける小さな記念品になります。
一方で、100個すべて異なる名前を扱うためには、グラスの選定、名簿管理、試験加工、破損への備え、仕分け方法まで含めた準備が必要です。
「このショットグラスに加工できるか」「この日までに間に合うか」といった段階からでもご相談ください。商品情報、数量、名入れ内容、希望納期を確認し、実際の加工方法とお見積もりをご案内します。
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