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名刺
2016/11/17

名刺のオンデマンド印刷に思う

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弊社の場合、名刺の印刷は、ほとんどオフセットで行ってます。
しかし、周りの印刷屋さんの状況を聞いていると、オンデマンドでの名刺印刷が主流になっているようです。
弊社でも、遅ればせながら、オンデマンド印刷に切り替えて行こうと考えてます。
しかし、新規のお客様は、良いのですが、既存のお客様には、時間がかかりそうです。

今日は、名刺のオンデマンド印刷と言う観点からお話ししたいとおもいます。

名刺用のオフセット印刷機械は、製造中止

名刺のサイズを印刷するオフセット印刷機もそろそろ終わりが見えて来ました。
今まで、幾つかの印刷機械メーカーが消えて行きました。
大きな印刷機械は、幾つかのメーカーが残っており、まだ良いと思います。
しかし、小さな名刺のオフセット印刷機械となると、ほとんどのメーカーが撤退していまいました。
選択肢が無い状況でした。
そのメーカーから、製造中止のアナウンスが流れた時は、いよいよ終わりかと思いました。
衝撃がおおきい事も有り、圧力もかかったのでしょうか、まとめて何十台・何百台?
台数は、わかりませんが、あるロットで製造したとの話を聞きました。
結局、終わりを少しずらしただけです。
どちらにしても、終わりの方に向かっているのは確かです。

名刺は、オンデマンド印刷機

名刺用のオフセット印刷機が無くなったら、一枚づつの印刷は出来なくなります。
大きな印刷機械で、1箱 100枚の名刺を印刷・作成する。
1箱、100枚の印刷料金は、いくらになるのでしょうか。
・・・・・・・高額の名刺?

名刺用のオフセット印刷機を製造中止へと追いやった、一つの要因が、小ロットに最適な、オンデマンド印刷だと思います。
オフセット印刷から、オンデマンド印刷へ、オフセット名刺は、消えていくのは確実です。

以前から、名刺用のオンデマンド印刷機では、リボン方式やインクジェット方式の専用機がありました。
小さな用紙専用の機械ですが、色々と問題もあるのですが、これは、これで便利です。

今、主流となっているのが、レーザー方式のオンデマンド印刷機です。
現状のレーザー系の印刷機の場合、小さな名刺サイズの用紙が通りません。
対応可能な用紙サイズは、はがきサイズ以上が一般的です。
したがって、大きな用紙に幾つも面付けして印刷します。
そして、断裁すると言うの形態が多いようです。

 

レーザープリンター + 名刺専用カッター

今一番、普及しているのが、A4サイズの用紙に、10面付けして印刷して、名刺専用の断裁機に通してカットする方式です。

レーザープリンター + 名刺専用カッター ・・・の組み合わせです。

コスト的にもこの形態が、もっとも安価に対応できると思われます。

この名刺専用のカッターは、古くから存在してました。
そして、メーカさんは、名刺屋さん以外の一般オフイスへの販売も一生懸命だった事を思い出します。

オフイス内で、お客様が自らプリンターに出力して、このカッターでカット。
この様に、企業の内製化も簡単になって来たのです。

街のプリントショップもこの方式が多いようです。

名刺屋さんが無くなっていくのは、仕方が無いのかもしれません。

最近、名刺サイズの用紙が印刷出来るレーザー方式のプリンターも出て来たと聞きました・・・・

 

 


 

 

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