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オンデマンド印刷
2016/03/24

オンデマンド印刷、見当に感動

管理者用
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あなたにも、是非お伝えしたいと思います。
何回となく、最近のオンデマンド印刷機の技術進歩の事を取り上げましたが、
これはもう、話さずにいられなくなりました。

ある印刷屋さんから、直径180mmの絵柄の両面の印刷物を受注しました。

用紙は、コート系の200k以上厚紙です。
丸い絵柄を2面付けにして、菊4裁での印刷となります。
印刷後、ラミネート加工して、円形に型抜きの後工程があります。
私共は、印刷までと言う事です。

今までは、オフセット印刷で行っていた仕事です。

 

 


数量は、200部
したがって、2面付けで100枚の印刷です。
後工程の加工のために予備を入れても、130枚程度と少ない印刷となります。
オフセットで印刷した場合のコスト
オンデマンド印刷のコスト
この量では、断然オンデマンド有利です。

型抜きが有ります。それも、達落としの枠があります。
少しでもずれると目立ちそうです。
この仕事、問題は、見当合わせの精度です。

・表裏が合っている事
・用紙の同じ位置に印刷出来ている事
・ひずみが有っては行きません。

この三つの事が、常に安定している事が必要です。

今まで使用していたオンデマンド印刷機では、絶対無理な仕事です。
これら問題は、改善していると認識しています。
しかし、ここまで制度を要求されている印刷です。この厚紙で本当に出来るのか、心配しながらの作業でした。

大丈夫と思っていても、不安で、心配です。

結果、問題無く終了しました。

厚紙の両面印刷
表裏は合っています。
ひずみはありません。
用紙に対し同じ位置に・・・・何枚かメジャーで測定、問題無し。

試し刷りの用紙をカットして見ました。

 

どうして、どうして!・・・・どうしてこんなに良いの!

依頼もとの印刷屋さんに、終わったことを知らせました。
もうできたの!
スピードと、印刷クオリティー、表裏精度の・・・・関心しきり

印刷屋さんもびっくり と言ったところです。

オンデマンド印刷機の進歩を改めて実感した日でした。

 


 

 

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