今日は、はがきの印刷エリアの話です。

年賀状をお受けする中で、全面にデザインされたものが入稿される場合があります。
縁無しのデザインです。

家庭用のプリンターにおいて、フチなし印刷が可能なものは多いようですが、
レーザ系のオンデマンド印刷の場合、縁無しデザインは対応出来ません。

ちょっと横道にそれますが
ある展示会で、レーザー系のプリンターでの縁無し印刷を受けている業者を目にしたことがあります。
その方法、どうやっていると思いますか。
始めて見た時には、すごい！・・と思いました。
色々、プリンターを調べてみました。
また、方法を考えてみました。
再び、ある展示会で目にした時、私の方法をぶつけて見ました。

横道から、戻しましょう。

それでは、印刷範囲はどこまでＯＫ・・・なんですかとの質問です。

４編、それぞれ５ｍｍと、答えました。
５ｍｍ　・・　かあーー！　のため息・・・
そこで、終わるのですが、実際どうなんだろうと、試す事になりました。

それも、お客様の希望で、4面付の年賀はがきで実施しました。

テストデータ

赤の外側が、はがきサイズです。
赤を中心に外・内に２ｍｍづつ色を変えた図形です。

印刷結果

4面付けで印刷してます。
印刷は、横方向に通してます。

したがって、画像の左側が進行方向です。
この結果を見ると、印刷できていない部分は、印刷進行方向に対し、前後が４ｍｍ程度です。
左右は、２ｍｍ程度でしょう。

 もう少し拡大してみます。

左上　を拡大

右下を拡大

 ４ｍｍ、２ｍｍと言ってもメーカが保証してません。

テストの結果は、あくまでも、参考レベルと思ってください。

各メーカの、色々なプリンターで、仕様と実際を調べて見るのも面白いかもしれません。