記事公開日
「今までにないノベルティ」を考えなくても大丈夫。自社らしい記念品を作るための考え方

企業では、展示会、周年記念、社内表彰、採用活動、得意先への挨拶など、さまざまな場面でノベルティグッズを検討する機会があります。
そのとき担当者を悩ませるのが、
「ありきたりな物では面白くない」
「今までに見たことのない物を作りたい」
「他社と同じ物にはしたくない」
といった要望ではないでしょうか。
もちろん、新しいアイデアを考えることは大切です。しかし、まったく新しい品物を探そうとすると、選択肢が広がりすぎて、なかなか決められなくなってしまいます。
実際には、珍しい品物を選ばなくても、定番品に少し工夫を加えることで、十分に「自社らしいノベルティ」を作ることができます。
ノベルティは、珍しさだけで選ぶ必要はありません
ボールペン、キーホルダー、コースター、グラスなどは、多くの企業がノベルティとして採用している定番品です。
しかし、定番品だから効果がないわけではありません。
ノベルティで大切なのは、
- 誰に渡すのか
- どのような場面で渡すのか
- 受け取った後に使ってもらえるか
- 会社や商品を思い出してもらえるか
という点です。
見たことのない品物でも、使い道が分からなければ、机の引き出しに入ったままになるかもしれません。
反対に、よく使う定番品であれば、会社名やロゴを自然に目にしてもらえる機会が増えます。
「珍しい物」よりも、「受け取る人に合った物」を選ぶことが、結果として印象に残るノベルティにつながります。
定番品に「自社らしい理由」を加える
世界に一つだけの品物を新しく発明しなくても、組み合わせ方を変えるだけで独自性は生まれます。
例えば、次のような考え方があります。
会社や商品の素材に合わせる
木材を扱う会社なら木製コースター、金属加工会社ならアルミやステンレスの小物、飲食店ならグラスやコースターなど、事業内容と素材を関連させます。
品物自体は定番でも、「なぜこの品物を選んだのか」が伝わるノベルティになります。
コーポレートカラーを活かす
濃紺や黒など、会社のイメージカラーに近い塗装製品を選び、ロゴや社名をレーザーで白っぽく刻印すると、色のコントラストが生まれます。
特に濃色塗装されたアルミ製のボールペンやシャープペンシルは、刻印部分が明るく見え、落ち着いた印象に仕上がります。
派手な形にしなくても、色と加工方法の組み合わせで、十分に自社らしさを表現できます。
渡す相手によって内容を変える
同じ品物でも、部署名、イベント名、開催日、受賞名などを変えることで、特別感が生まれます。
さらに、一人ひとりの名前を入れれば、単なる配布品ではなく「自分のために用意された記念品」に変わります。
これこそ、小ロット加工や可変名入れを活かせる方法です。
具体的に考えられるノベルティ
1.濃色のアルミ製ボールペン
会社ロゴや社名をUVレーザーで刻印します。
実用性があり、企業向けノベルティとして使いやすい定番品です。濃紺、黒、深い緑などの塗装面に明るい刻印を入れると、シンプルで上品な仕上がりになります。
展示会、契約記念、採用説明会、社員への記念品などに向いています。
2.木製コースター
店舗ロゴ、会社名、周年数、短いメッセージなどをレーザー刻印します。
飲食店だけでなく、住宅、建築、家具、環境関係の企業にも、木の素材感を活かしたノベルティとして提案できます。
同じデザインでも木目によって表情が少しずつ異なるため、自然に一つ一つの個性が生まれます。
3.ガラス製品への名入れ
グラスやガラス小物にロゴ、記念日、名前などを刻印します。
周年記念、社内表彰、退職記念、得意先への贈答品など、少し特別感を持たせたい場面に向いています。
刻印部分は白っぽいすりガラス状に見えるため、印刷とは違った落ち着いた印象になります。
4.ステンレス製キーホルダーやプレート
会社ロゴ、管理番号、名前、短いメッセージなどを刻印できます。
ステンレスへのUVレーザー刻印は、真っ黒ではなく、茶色から薄い黒に近い色調になることがあります。この素材特有の仕上がりを理解したうえで採用すると、工業的で落ち着いた記念品になります。
製造業、建設業、設備関係、自動車関係などとも相性のよい素材です。
5.革製タグや小物
革製のタグ、キーホルダー、ケースなどに、ロゴやイラストを印刷・刻印します。
革は色、表面加工、柔らかさによって仕上がりが変わりますが、ビジネス向けの落ち着いたノベルティを作りやすい素材です。
バッグ、工具ケース、旅行用品などに取り付けられるタグであれば、実用品としても使ってもらえます。
6.仕事やイベントに関係する少し意外な品物
ノベルティの独自性は、品物の珍しさではなく、会社との関連性から生まれることもあります。
例えば、
- ゴルフ関連企業やコンペ向けのゴルフボール
- スポーツ関係者向けのボールやチームグッズ
- ペット関連企業向けの迷子札や写真入り小物
- 建築・不動産会社向けの木製キーホルダー
- 飲食店向けのコースターやグラス
- セキュリティ関連企業が「診断」をテーマに用意する聴診器型グッズ
などです。
「自社の仕事を別の物に置き換えると何になるか」と考えると、少し意外で、説明しやすいノベルティが見つかることがあります。
担当者だけで完成形まで考えなくてもよい
ノベルティを検討する担当者が、品物、素材、加工方法、デザイン、数量、納期まで、すべてを一人で決めるのは大変です。
最初から「この商品に、この方法で加工したい」と決める必要はありません。
まずは、
- どのような人に渡すのか
- 何のために配るのか
- 必要な数量
- 1個当たりのおおよその予算
- 希望する納期
- 会社らしさとして伝えたいこと
を整理して、加工業者へ相談する方法もあります。
品物がまだ決まっていなくても、目的が分かれば、素材や加工方法から考えることができます。
いきなり大量に作らず、まずは試作する
既製品や持ち込み品への加工では、同じように見える製品でも、素材、塗装、表面処理によって仕上がりが変わります。
そのため、可能であれば本番前に試作することをおすすめします。
特に、
- ロゴの細い線が再現できるか
- 刻印や印刷の色が想定どおりか
- 使用中に擦れやすい位置ではないか
- 曲面や凹凸による仕上がりの差がないか
- 実際に使いやすい品物か
といった点は、現物で確認した方が安心です。
小ロットで試作し、社内で実物を見てから数量を増やす方法なら、担当者も提案しやすくなります。
「世界に一つ」は、品物ではなく組み合わせから生まれる
まったく新しい品物を作らなくても、
「定番品+自社の素材」
「定番品+コーポレートカラー」
「定番品+一人ひとり異なる名前」
「定番品+会社の仕事に関連したメッセージ」
という組み合わせによって、自社らしいノベルティになります。
珍しさだけを追うよりも、受け取る人が使いやすく、会社とのつながりを感じられる物を考えることが大切です。
三栄ぷりんとでは、既製品や持ち込み品へのUVインクジェット印刷、UVレーザー刻印などを利用し、小ロットの試作や名入れ加工をご相談いただけます。
「品物はまだ決まっていないが、用途や予算は決まっている」という段階でも、まずはご相談ください。
オリジナルグッズ・記念品制作 ページへ
UVレーザー加工機 ページへ
UVインクジェットによるダイレクトプリント ページへ
既製品・持ち込み品への名入れ加工 ページへ



