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三栄Navi

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UV転写シートは商品販売だけではない?テレビ番組の小道具や撮影用サンプルへの活用

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UV転写シートは、テレビ番組の小道具や商品撮影用サンプルなど、飲食を伴わない展示・撮影用途にも活用できます。 イメージ

UV転写シートというと、ロゴや文字を既製品に貼り、オリジナルグッズを作るためのものという印象が強いかもしれません。

三栄ぷりんとでも、店舗名や会社ロゴ、名前、イラストなどを印刷したUV転写シートを製作しています。

先日、テレビ番組の制作会社の方から、少し珍しいご相談がありました。

番組内で使用する小道具として、

  • おちょこの内側に文字を入れたい
  • お椀の内側にも文字を入れたい

というご相談です。

実際に飲食に使用する器ではなく、撮影用の小道具として、画面に映る短時間だけ文字を見せたいというものでした。

お話を伺いながら、「UV転写シートには、このような使い方もあるのか」と、私たちにとっても新しい発見になりました。

UV転写シートとは

UV転写シートは、UVインクで印刷した文字やロゴ、イラストを、既製品などへ貼り付けるための転写シートです。

一般的な紙のシールとは異なり、絵柄だけを製品の表面へ転写できるため、シールの余白が目立ちにくいことが特徴です。

フルカラーの絵柄や細かな文字、グラデーションなども表現できます。白インクも使用できるため、透明な素材や色の濃い製品にも対応しやすくなっています。

印刷機へ直接セットすることが難しい製品でも、人の手でシートを貼れる場所であれば、文字や絵柄を入れられる可能性があります。

おちょこやお椀の内側にも文字を入れられる?

通常、UVインクジェットプリンターで立体物へ直接印刷する場合は、印刷する面をプリンターのヘッドに対して、できるだけ水平に置く必要があります。

おちょこやお椀の内側は深く、曲面になっているため、UVインクジェットプリンターで直接印刷するのは困難です。

しかし、UV転写シートであれば、転写する人の手が入る場所で、シートを押さえられる形状なら、内側への貼り付けを検討できます。

ただし、内側は曲面が強いため、平らな場所へ貼る場合よりも難しくなります。

  • シートにしわが入る
  • 絵柄が曲面に沿わない
  • 文字がゆがんで見える
  • 転写時に気泡が入る
  • 絵柄の一部が浮く
  • 細い線や小さな文字がきれいに転写できない

こうした可能性があるため、絵柄を小さくしたり、貼る位置を調整したりする必要があります。

小さな文字やワンポイントのマークであれば、比較的検討しやすい場合があります。

今回の用途は「実用品」ではなく「撮影用の小道具」

今回のご相談で重要だったのは、おちょこやお椀を実際の飲食には使用せず、テレビ番組の撮影用小道具として使うという点です。

UV転写シートは、食器の内側など、食品や飲み物が直接触れる場所への使用を前提としたものではありません。

そのため、当社では次のような使い方には対応していません。

  • 転写したおちょこでお酒を飲む
  • 転写したお椀に汁物や料理を入れて食べる
  • 食品を直接置く場所に転写する
  • 口が直接触れる部分へ転写する
  • 洗浄を繰り返しながら日常的に食器として使用する
  • 電子レンジや食器洗浄機で使用する

撮影用の小道具や展示用見本として使用する場合も、誤って飲食に使われないよう、用途を明確にして管理する必要があります。

外見が本物の食器と変わらないため、「撮影専用」「飲食使用不可」などの表示を付けておくと安心です。

考えてみると、以前にも撮影用の相談がありました

今回のご相談をきっかけに、これまでの仕事を振り返ってみると、UV転写シートを撮影用や展示用に使いたいというご依頼を、何度かお受けしていました。

例えば、商品のサンプル写真を撮るため、試作品に文字やロゴを入れたいというご相談です。

正式な製品を製造する前に、UV転写シートを使って外観を整えれば、完成イメージに近い状態で撮影できる場合があります。

また、以前には、バレンタイン用のチョコレートを模したサンプルに、転写シートで文字や絵柄を入れたいというご相談もありました。

本物の食品として販売するのではなく、商品棚に置くサンプル見本として使用するものです。

このような用途では、実際の量産品を作る前でも、店頭での見え方や撮影したときの印象を確認できます。

UV転写シートは「短期間だけ必要な見本」にも向いています

撮影用小道具や展示用サンプルは、同じものを何百個も作る仕事ではありません。

必要なのは、多くの場合1個から数個です。

  • 撮影時に一度だけ使用する
  • 展示会の期間中だけ使う
  • 企画の確認用として作る
  • 商品化する前に完成イメージを見たい
  • プレゼンテーションで使用する
  • 店頭の商品見本として置く

このような用途のために、専用の製品を一から製造したり、印刷用の版を作ったりすると、時間も費用もかかります。

UV転写シートであれば、少量の文字や絵柄を製作し、用意した製品や見本へ貼り付ける方法を検討できます。

小ロットで、必要な数だけ作りやすいことは、撮影用や試作用での大きなメリットです。

撮影用小道具として考えられる活用例

テレビ番組、映画、動画、広告、舞台などでは、画面や客席から見たときに必要な文字やマークを、短期間だけ小道具へ付けたい場合があります。

UV転写シートは、次のような使い方が考えられます。

食器や容器を使った撮影用小道具

  • おちょこの内側に文字を入れる
  • お椀の内側にマークを入れる
  • グラスに架空の店舗ロゴを入れる
  • カップやボトルに商品名を入れる
  • 小皿に撮影用のメッセージを入れる
  • 保存容器に架空の商品ラベルを付ける

いずれも、飲食や食品との接触を伴わない撮影専用の用途が前提です。

ドラマや映画の設定を表現する小道具

  • 架空の会社ロゴを備品に入れる
  • 登場人物の名前を持ち物に付ける
  • 架空の店舗名を容器や看板に入れる
  • 学校名やチーム名を小物に入れる
  • 作品中だけで使用する商品名を表現する
  • 時代や場面の設定に合わせた注意書きを付ける

CMや商品撮影用のサンプル

  • 試作品にブランドロゴを入れる
  • パッケージ撮影用の見本を作る
  • 色やロゴの位置を比較する
  • 商品化前の完成イメージを撮影する
  • クラウドファンディング用の写真を作る
  • 営業資料やカタログ用の撮影見本を作る

展示会や店頭用の見本

  • 展示会に置くモックアップ
  • 商品棚に並べる食品サンプル
  • 店頭ディスプレイ用の容器
  • 新商品の説明用サンプル
  • ショールーム用の完成見本
  • 企画提案に使用する試作品

直接印刷が難しい製品にも使える可能性があります

立体物へUVインクジェットで直接印刷する場合、製品の高さ、形状、傾斜、凹凸などによって、印刷できるかどうかが決まります。

特に、次のような製品は直接印刷が難しくなります。

  • お椀の内側など深さがあるもの
  • 大きく湾曲しているもの
  • プリンターに水平固定できないもの
  • 製品全体が大きく、機械に入らないもの
  • 印刷したい部分の周囲に突起があるもの
  • 分解できない機器や備品

UV転写シートであれば、製品そのものをプリンターに入れる必要はありません。

印刷したシートだけをお渡しし、撮影現場や製作会社で貼り付けていただくこともできます。

ただし、どのような形状にも貼れるわけではありません。強い曲面、細かな凹凸、柔らかい素材、表面処理された素材などでは、うまく密着しない場合があります。

貼り付ける素材との相性もあります

UV転写シートの貼り付き方は、素材や表面状態によって異なります。

比較的検討しやすいものとして、次のような素材があります。

  • ガラス
  • アクリル
  • 金属
  • 表面が滑らかな樹脂
  • 塗装された平滑面
  • 陶器や磁器の滑らかな部分
  • 木材の平らで滑らかな部分

一方、次のような場所では、十分に貼り付かないことがあります。

  • 表面に油分がある
  • 強い凹凸がある
  • 汚れやほこりが付着している
  • シリコンなどの貼り付きにくい素材
  • 布や発泡材のように柔らかい素材
  • ザラザラした未塗装面
  • 曲面が強すぎる場所

同じ名称の素材でも、表面のコーティングや加工方法によって結果が変わります。重要な撮影や展示に使用する場合は、事前に同じ素材で試すことをおすすめします。

小道具製作で事前に確認したいこと

撮影用や展示用のUV転写シートをご相談いただく場合は、次の情報があると判断しやすくなります。

  • 使用する製品の写真
  • 転写する場所の拡大写真
  • 製品の材質
  • 転写面の幅と高さ
  • 曲面や凹凸の有無
  • 入れたい文字や絵柄の大きさ
  • 必要枚数
  • 実際に貼り付ける場所
  • カメラから見える方向
  • 撮影予定日や納期
  • 屋内・屋外のどちらで使うか
  • 使用後に剥がす必要があるか
  • 飲食や食品との接触がないこと

特に、おちょこやお椀の内側のような曲面では、写真だけでなく、おおよその直径や深さも必要です。

カメラに映る方向が決まっている場合は、実際に見える範囲を基準に、絵柄の大きさや位置を検討できます。

転写後にきれいに剥がせるとは限りません

UV転写シートは、撮影後に簡単にはがすことを目的とした弱粘着シールではありません。

素材によっては、きれいにはがれない、粘着物が残る、塗装や表面加工を傷めるといった可能性があります。

そのため、次のような製品への使用は特に注意が必要です。

  • 借用品やレンタル品
  • 高価な製品
  • 一点物
  • アンティーク品
  • 塗装が弱いもの
  • 表面が劣化しているもの
  • 元の状態へ戻す必要があるもの

撮影後に原状回復が必要な場合は、本番用の製品へ貼る前に、目立たない場所や同じ素材の見本でお試しください。

撮影のための「見せる加工」という考え方

通常、印刷や名入れ加工は、長く使う商品や記念品を作るために行われます。

しかし、テレビ番組の小道具、商品撮影、展示会、店頭サンプルなどでは、耐久性だけでなく「必要な場面で、必要な見え方を作る」ことが重要です。

数秒間のテレビ画面に映る文字。

商品棚に並べるためのサンプル。

正式な製品が完成する前に撮影する試作品。

企画会議で完成イメージを伝えるためのモックアップ。

こうした一時的な用途でも、文字やロゴが加わることで、小道具や見本の説得力が大きく変わることがあります。

今回のご相談を通して、UV転写シートは、オリジナルグッズだけでなく「撮影や展示のために見た目を作る手段」としても活用できると、改めて気付かされました。

まとめ

UV転写シートは、既製品への名入れやロゴ入れだけでなく、テレビ番組の小道具、映画や動画の撮影、商品サンプル、展示会、店頭見本などにも活用できます。

直接印刷が難しいおちょこやお椀の内側でも、小さな文字やワンポイントであれば、形状を確認したうえで転写を検討できる場合があります。

ただし、UV転写シートは食器の内側や、食品・飲み物・口が直接触れる部分への使用を目的としたものではありません。今回のような使い方は、あくまで飲食を伴わない撮影専用の小道具や展示見本が対象です。

「1個だけ撮影用の見本を作りたい」

「直接印刷できない場所に文字を入れたい」

「テレビや動画で使う小道具に、架空のロゴを付けたい」

「商品化前に完成イメージを撮影したい」

このようなご相談がありましたら、製品と転写場所の写真、寸法、使用目的を添えてお問い合わせください。

製品の形状や素材、使用環境を確認したうえで、対応できる方法を検討いたします。

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