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UV印刷・レーザー刻印・UV転写、どれを選べばよい?仕上がりと用途の違い

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オリジナルグッズへ会社ロゴや名前、写真を入れる方法には、いくつかの種類があります。

当社では主に、次の3つの方法を使用しています。

  • UVインクジェット印刷

  • UVレーザー刻印

  • UV転写シート

お問い合わせの段階で、お客様から「UV印刷でお願いします」「レーザーで刻んでください」と加工方法を指定されることもあります。

しかし、加工方法は最初から決めていただかなくても大丈夫です。

作りたい品物、素材、形、入れたい絵柄、使用方法などによって、適した加工方法は変わります。

今回は、UV印刷、UVレーザー刻印、UV転写の違いと、どのような場合に選べばよいかをご紹介します。

3つの加工方法を簡単に比較

まずは、それぞれの特徴を簡単にまとめます。

加工方法 主な特徴 得意な表現 基本的な条件
UVインクジェット印刷 品物へインクを直接印刷する 写真、カラーイラスト、企業ロゴ 基本的に平らな面
UVレーザー刻印 レーザーで素材表面を変化させる 名前、線画、ロゴ、番号 素材がレーザーに反応すること
UV転写シート 別に印刷した絵柄を品物へ貼り移す カラーロゴ、文字、イラスト 転写シートが密着する面

ごく簡単に分けると、次のようになります。

  • カラーや写真をきれいに見せたいなら、UV印刷

  • インクを使わず、素材へ直接残したいなら、UVレーザー刻印

  • 印刷機へ入らない形や場所へカラーを付けたいなら、UV転写

ただし、素材の表面状態や使用方法によっては、このとおりにならないこともあります。

UVインクジェット印刷とは

UVインクジェット印刷は、紫外線で硬化する特殊なインクを使い、品物の表面へ直接印刷する方法です。

インクを吹き付けた直後に紫外線を照射して硬化させるため、木、金属、アクリル、樹脂、革、タイルなど、紙以外の素材にも印刷できます。

当社のUVインクジェットプリンターは、厚さ約150mmまでの品物に対応しています。

ただし、印刷面は基本的に平らである必要があります。

UV印刷が向いているもの

UV印刷は、次のようなご希望に向いています。

  • 写真をカラーで入れたい

  • 会社や店舗のロゴ色を表現したい

  • イラストを多色で印刷したい

  • グラデーションを使いたい

  • 小ロットでカラーグッズを作りたい

  • 商品ごとに異なる写真や名前を入れたい

木製キーホルダー、アクリル板、タイル、金属プレート、革小物、イヤホンケース、キャンバスなどへの印刷が考えられます。

白インクを使えるのが大きな特徴

一般的な家庭用プリンターでは、白い紙へ印刷することを前提としているため、白インクは使われていません。

一方、UVインクジェットプリンターでは、白インクを印刷できます。

例えば、透明アクリルや濃紺の革へカラーだけを印刷すると、素材の色が透けて、色が暗く見えることがあります。

そこで、先に白インクで下地を作り、その上へカラーを印刷します。

透明素材では、表側から見たときの奥行きや発色を考え、カラー、白、カラーと絵柄を重ねる場合もあります。

UV印刷の注意点

UV印刷は多くの素材へ対応できますが、何にでも同じように密着するわけではありません。

表面に油分、撥水加工、柔軟な塗装、特殊なコーティングなどがあると、インクが剥がれやすい場合があります。

また、円筒形のグラスやボールのような曲面全体へ、UVインクジェットプリンターで直接印刷することはできません。

平らに見える品物でも、わずかな高低差が印刷品質へ影響することがあります。

使用中に強くこすれるものや、大きく曲げる革・樹脂製品では、事前の試作が重要です。

UVレーザー刻印とは

UVレーザー刻印は、紫外線レーザーを素材表面へ照射し、文字や絵柄を残す方法です。

UV印刷のようにインクを載せるのではなく、素材の表面自体を変化させます。

そのため、基本的にはフルカラーにはなりません。

仕上がりの色は、素材によって異なります。

素材 刻印色の目安
ガラス 白っぽい色
石・陶器 白から灰色系
ステンレス・鉄 茶色から薄い黒系
濃色アルミ 白から灰色系
茶色系。設定によって焦げを抑えられる場合もある
樹脂 灰色、茶色など素材によって異なる
濃色または淡色。素材によって異なる

レーザー刻印は、指定した印刷色を再現する加工ではありません。

素材がレーザーにどのように反応するかによって、最終的な色や濃さが決まります。

UVレーザー刻印が向いているもの

次のようなご希望には、UVレーザー刻印が向いています。

  • 名前や日付を消えにくい形で残したい

  • ガラスへ白っぽく名入れしたい

  • 濃色アルミへ白灰色の文字を入れたい

  • 金属プレートへ番号を入れたい

  • 木目を生かしてロゴを刻みたい

  • インクの厚みを付けたくない

  • 細かな文字や線画を加工したい

グラス、ボールペン、ステンレスプレート、木製キーホルダー、石、タイル、革製品、各種小物などに使用できます。

円筒形のグラスにも対応できます

当社のUVレーザーには、グラスなどを回転させながら加工するロータリー治具があります。

円筒形の品物を回しながら刻印することで、側面への名入れが可能になります。

ただし、ワイングラスのように上と下で直径が異なるものや、表面に大きな凹凸があるものは、レーザーの焦点がずれやすくなります。

グラスの形によって、加工できる範囲が変わります。

UVレーザー刻印の注意点

UVレーザー刻印では、カラーの会社ロゴや写真を、そのままの色で再現することはできません。

写真を刻印する場合は、白黒やグレースケールへ変換し、レーザーに合った画像へ調整します。

細すぎる線や小さすぎる文字は、素材によってつぶれたり、見えにくくなったりする場合があります。

また、UVレーザーで金属へ刻印することはできますが、金属板を切断することはできません。

木、紙、革など一部の素材は、薄いものであれば繰り返し照射して切り抜ける場合がありますが、厚さや材質によって限界があります。

UV転写シートとは

UV転写シートは、専用のシートへ印刷した絵柄を、品物の表面へ貼り移す方法です。

一般的なステッカーは、印刷された絵柄の周囲に台紙や透明フィルムが残ります。

UV転写シートでは、印刷されたインク部分と接着層を品物へ移すため、絵柄の周囲に大きな透明のフチが残りません。

細かな文字や複雑なロゴを、カッティングシートのように一つずつ切り抜かなくても転写できます。

UV転写が向いているもの

次のような場合には、UV転写シートが候補になります。

  • 品物が大きく、印刷機へ入らない

  • 設置済みの品物へロゴを付けたい

  • 曲面へカラーの絵柄を付けたい

  • 複雑な形のロゴを転写したい

  • 複数の小さなデザインをまとめて作りたい

  • お客様自身で貼り付けたい

  • 商品を印刷会社へ持ち込めない

店舗什器、撮影用小道具、看板、ケース、ボトル、金属製品、木製品などへの活用が考えられます。

A4などのシート内へ、異なるサイズのロゴ、名前、イラストをまとめて配置することもできます。

UV転写の注意点

UV転写は便利な方法ですが、印刷やレーザー刻印と同じ耐久性になるとは限りません。

表面に油分、凹凸、撥水加工、柔らかい塗装などがあると、十分に密着しない場合があります。

特に、当社の転写シートは、硬めのUVインクを使用しており、伸び縮にしにくいため、折り曲がりするものは注意が必要です。

強くこする場所、頻繁に曲げる場所、屋外で長期間使用する場所では、用途に合うか事前確認が必要です。

また、当社のUV転写シートは、食品へ直接触れる部分や、飲み口、食器の内側などにはおすすめしていません。

グラスやボトルへ使う場合も、口が触れる部分を避けるなど、貼付位置への配慮が必要です。

素材別に見る加工方法の目安

同じ素材でも、表面加工や形状によって結果は異なりますが、一般的な目安は次のとおりです。

素材・商品 UV印刷 UVレーザー UV転写
平らな木製品 カラー向き 素材感を生かせる 形状によって可能
金属プレート カラー向き 名前・番号向き 大型品にも使いやすい
透明アクリル 白下地を使ったカラー 素材によって可能 形状によって可能
革・合皮 カラー表現 素材によって可能 曲げ・摩擦に注意
ガラスグラス 平面部を基本に検討 側面・底面に対応 飲み口を避けて検討
タイル 写真・カラー向き 白っぽい刻印 平滑面なら可能
素材と形状による 白っぽい刻印 表面の凹凸に注意
ボールペン 形状による 金属・樹脂に対応 貼付面が小さく難しい場合あり
大型の看板・什器 機械へ入れば可能 寸法・形状による 直接印刷できない場合に便利
ボール類 頂点付近の平面性を確認 素材によって可能 曲面への貼付技術が必要

この表は、加工できることを保証するものではありません。

特に持ち込み品は、同じ名称の商品でも材質や表面処理が異なるため、写真、寸法、材質、商品ページなどを確認して判断します。

目的から選ぶと分かりやすい

加工方法に迷ったときは、「どの機械を使うか」ではなく、「どのように見せたいか」から考えると分かりやすくなります。

写真やカラーイラストを見せたい

第一候補はUVインクジェット印刷です。

写真、人物、ペット、風景、カラーロゴ、グラデーションなどを表現できます。

ただし、印刷面が平らであることや、インクが密着する素材であることが条件になります。

名前やロゴを素材へ自然に残したい

UVレーザー刻印が候補です。

ガラスの白っぽい刻印、濃紺アルミの白灰色の刻印、木目を生かした茶系の刻印など、素材そのものを生かした仕上がりになります。

色を選ぶのではなく、素材がどのように変化するかを生かす加工です。

品物を印刷機へ入れられない

UV転写シートが候補です。

大型品、設置済みの品物、曲面の一部など、直接印刷しにくい場所へカラーの絵柄を付けられます。

ただし、転写する面の状態や使用環境によっては向かない場合があります。

こすれや摩耗が心配

まず、商品の使用方法を確認します。

インクの密着性は素材によって異なり、UV転写も強い摩擦を受ける場所には注意が必要です。

素材がレーザーに適している場合は、インクを載せないUVレーザー刻印を検討できます。

ただし、レーザー刻印でも、素材表面の塗装自体が摩耗すれば、見え方が変わる可能性はあります。

2つの加工方法を組み合わせることもできます

必ずしも、3つの中から一つだけを選ぶ必要はありません。

例えば、金属製キーホルダーの片面へ写真をUV印刷し、反対側へ名前や日付をUVレーザーで刻印する方法があります。

木製品へカラーのイラストを印刷し、その周囲や裏面へ文字を刻印することも考えられます。

また、印刷できる部品にはUV印刷を行い、機械へ入らない部分にはUV転写シートを使うなど、品物の場所によって加工方法を分けることもできます。

カラーの華やかさと、刻印の素材感を組み合わせることで、特別感のあるオリジナルグッズになります。

迷ったときにお知らせいただきたいこと

加工方法が決まっていない場合は、次の情報をお知らせください。

  • 加工したい商品の写真

  • 商品の材質

  • 縦・横・高さなどの寸法

  • 加工したい面の写真

  • 入れたいロゴ、写真、文字

  • 希望する加工サイズ

  • 必要な数量

  • 使用する場所や方法

  • 希望納期

  • 商品を当社で用意するか、持ち込むか

「カラーにしたい」

「消えにくくしたい」

「この曲面へ会社ロゴを付けたい」

このようなご希望も、加工方法を選ぶ大切な情報です。

加工方法は、作りたいものから決めます

UV印刷、UVレーザー刻印、UV転写シートには、それぞれ得意なことがあります。

  • UV印刷は、カラーや写真を表現する

  • UVレーザーは、素材へ文字や絵柄を刻む

  • UV転写は、直接印刷しにくい場所へカラーを移す

どれが最も優れているということではなく、商品、素材、形、使用方法によって適した方法が変わります。

有限会社三栄ぷりんとでは、最初から加工方法を指定していただく必要はありません。

「この品物へ会社ロゴを入れたい」

「写真を使ったプレゼントを1個作りたい」

「機械へ入らない大きな品物へカラーのロゴを付けたい」

そのようなご希望から、UVインクジェット印刷、UVレーザー刻印、UV転写シートの中で、どの方法が合うかを一緒に考えます。

まずは、商品写真、材質、寸法、数量、入れたいデザインをお知らせください。


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