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三栄Navi

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ボール系オリジナルグッズは作れる?ゴルフボールからバスケットボールまで、印刷・刻印の注意点

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ボール系のオリジナルグッズは、意外と相談の多い分野です

オリジナルグッズというと、キーホルダー、アクリルグッズ、スマホケース、革小物などを思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし実際には、「ボールのような丸いものに印刷できますか?」というご相談もあります。

ボールといっても、対象はさまざまです。

小さなものではゴルフボールや卓球ボール、アクセサリー用の玉、真珠に似せたパーツなど。
大きなものでは、バレーボールやバスケットボールまであります。

当社でも、これまでにいくつかのボール系アイテムへの印刷・刻印のご相談や加工を行ってきました。

ただし、球体への加工は、平らな板やケースへの印刷とは違い、少し注意が必要です。
今回は、ボール系オリジナルグッズを作る際の考え方や、素材別の向き・不向きについて、実際の加工現場の目線でご紹介します。


ゴルフボールへの印刷・刻印

まず、ボール系グッズとして分かりやすいのがゴルフボールです。

ゴルフコンペの記念品、企業のノベルティ、チーム名入りの記念品など、ゴルフボールへの名入れは昔から需要があります。

UVインクジェットを使えば、ロゴやイラストをフルカラーで表現することができます。
企業ロゴ、イベント名、記念日、ちょっとした似顔絵やマークなども、データ次第で印刷できます。

ただ、個人的に気になる点もあります。
それは、インクの厚みがボールの性能に影響しないかという点です。

実際には、ワンポイントの印刷であれば、飛びに大きく影響するほどではないと思われます。
ただし、競技用途や公式な使用を前提にする場合は、念のため注意が必要です。

一方、レーザー刻印であれば、インクのように表面へ厚みを乗せるわけではありません。
そのため、厚みによる影響を気にしなくてよいというメリットがあります。

ただし、レーザー刻印の場合は、表現がグレー系・モノクロ系になりやすく、フルカラー印刷に比べると見た目の華やかさは控えめになります。

ゴルフボールの場合は、
「フルカラーで見せたいならUVインクジェット」
「厚みをできるだけ避けたいならレーザー刻印」
という考え方になります。


卓球ボールへの名入れも考え方は近い

卓球ボールも、ゴルフボールと近い考え方になります。

小さく、軽く、丸い素材のため、印刷できる範囲は限られます。
また、競技で使用する場合には、印刷部分の厚みやバランスが気になるケースもあります。

そのため、実用品として使うボールなのか、記念品・展示用・イベント用のグッズなのかによって、判断が変わります。

記念品やディスプレイ用であれば、ロゴや文字を入れることで、オリジナル性のあるグッズにできます。
一方、競技用としての使用を重視する場合は、事前に用途を確認した上で、加工範囲や方法を慎重に考える必要があります。


サインボール・野球ボールへの加工

以前、野球の公式球、いわゆるサインボールと思われるボールへのご相談もありました。

野球ボールは、表面に縫い目があり、革や合皮の質感もあります。
そのため、どこに印刷・刻印するかが重要です。

縫い目に近い場所や、表面の凹凸が大きい部分では、きれいに仕上げるのが難しくなります。
逆に、比較的安定した面を選び、ワンポイントでロゴや文字を入れるような内容であれば、対応できる可能性があります。

サインボール、卒団記念、チーム記念品、イベント展示用など、実際にプレーで使うというより「記念として残す」用途の方が向いています。


テニスボールは難しい場合があります

一方で、テニスボールについては注意が必要です。

公式テニスボールは、表面がフェルト状になっており、毛羽立ちがあります。
このような素材は、UVインクジェットでもレーザーでも、安定した仕上がりを出すのが難しい場合があります。

実際にお問い合わせをいただいたこともありますが、当社では難しいと判断してお断りしたケースがあります。

もちろん、すべてのテニスボールが絶対に不可能というわけではありません。
ただ、公式球のようなフェルト表面のボールは、きれいなロゴ印刷や細かい文字入れには向きにくい素材です。

「できるかどうか」だけでなく、
「きれいに仕上がるか」
「長く使えるか」
「お客様に納得いただける品質になるか」
を考えると、慎重な判断が必要です。


バレーボールへの印刷対応

バレーボールへの印刷も、過去に少量ではありますが対応したことがあります。

バレーボールはサイズが大きく、通常の平面印刷とはまったく違う段取りが必要になります。

当社のUVインクジェットでは、印刷できる高さに制限があります。
そのため、ボールをそのままの状態でセットすることが難しい場合があります。

対応する場合は、空気を抜いて、できるだけ高さを抑えた状態で作業することになります。

ただし、空気を抜けば簡単に印刷できるというわけではありません。
ボールは柔らかく、潰れ方も均一ではないため、位置出しや高さ調整に工夫が必要です。

記念品、卒団・卒業記念、チームロゴ入りグッズ、イベント用展示品など、実際の競技使用よりも記念用途に向いています。


バスケットボールへの印刷・名入れ

バスケットボールについては、これまで何年か対応してきた実績があります。

5号、6号、7号サイズなど、サイズによって条件は変わりますが、工夫すれば対応できる範囲に入ります。

ただし、バスケットボールも簡単な素材ではありません。

まず、ボール自体が大きく、曲面も強いです。
さらに、表面にはグリップのための凹凸があります。
この凹凸やシボがあるため、平らな素材に印刷するようにはいきません。

大きいボールは、基本的には空気を抜いて潰した状態で対応します。
そのため、位置合わせ、高さ調整、印刷範囲の確認に手間がかかります。

また、印刷できる範囲も、ボールのサイズや潰し方によって変わります。
大きなロゴを全面的に入れたい場合は難しいこともありますが、ワンポイントのチームロゴ、学校名、記念文字、イベント名などであれば、対応できる可能性があります。

バスケットボールは、卒団記念、チーム記念品、スクールの記念品、イベント展示用、クラブチームのオリジナルグッズなどに向いています。


球体への印刷で難しいのは「高さ」と「範囲」です

ボール系の加工で一番難しいのは、球体であることです。

平らな素材であれば、印刷面とプリンターヘッド、またはレーザーの焦点との距離を一定にしやすいです。
しかし、ボールは中心から外側へ向かうにつれて高さが変わります。

UVインクジェットの場合、ヘッドと印刷面の距離、いわゆるギャップが重要です。
本来はメーカーの保証範囲内で使用するのが基本ですが、実際の現場では、条件を見ながらギリギリの範囲で対応することもあります。

過去には、自己責任の範囲で、通常よりもやや広いギャップで対応したこともあります。
ただし、ギャップが広がるほど、インクの着弾精度が落ちやすくなり、細かい文字や精密なデザインには不利になります。

レーザー刻印の場合は、焦点が合う範囲、いわゆる被写界深度が重要になります。
焦点から外れると、刻印が薄くなったり、線が太くなったり、仕上がりにムラが出ることがあります。

つまり、ボールのような球体では、
「どのくらいの範囲に加工できるか」
「どこまできれいに見せられるか」
を事前に確認することが大切です。


ネックレスの玉・真珠風パーツなど、小さな球体への印刷

ボールという言葉からはスポーツ用品を想像しがちですが、実際にはもっと小さな球体への印刷相談もあります。

先日対応したものでは、ネックレスに使う玉、真珠に似せたようなパーツへの印刷がありました。

このような小さなパーツは、スポーツボールとはまた違った難しさがあります。

小さいため、印刷範囲は非常に限られます。
また、転がらないように固定する治具が必要になります。
位置が少しズレるだけでも、仕上がりの印象が大きく変わります。

ただし、うまく条件が合えば、アクセサリー用パーツ、ハンドメイド作品、イベント販売用の小物、ブランドの限定パーツなど、面白い展開ができます。

小ロットでの試作にも向いているため、まずは少量で試してみるのがおすすめです。


ボール系グッズは「できる・できない」の判断が大切です

ボール系のオリジナルグッズは、見た目のインパクトがあります。

ゴルフボール、野球ボール、バレーボール、バスケットボールなどにチーム名やロゴが入ると、記念品としての存在感が出ます。
学校、部活動、クラブチーム、企業イベント、スポーツ大会、卒団・卒業記念などとの相性も良い分野です。

一方で、すべてのボールに同じように印刷できるわけではありません。

素材、サイズ、表面の凹凸、空気を抜けるかどうか、加工したい位置、デザインの大きさによって、対応可否は変わります。

特に、実際の競技で使用するボールの場合は、耐久性やバランス、表面の違和感についても考える必要があります。
そのため、当社では無理に「何でもできます」とは言わず、内容を確認した上で、できる方法を一緒に考えるようにしています。


小ロット・試作から相談できます

ボール系グッズは、最初から大量生産するよりも、まずは小ロットで試作するのが現実的です。

たとえば、

・卒団記念で数個だけ作りたい
・イベント用に10個程度作りたい
・チームごとにデザインを変えたい
・企業ロゴ入りのスポーツ系ノベルティを試したい
・販売用グッズとして少量からテストしたい

このようなご相談に向いています。

UVインクジェットやUVレーザーは、版を作らずにデータから加工できるため、小ロットやデザイン違いの対応がしやすい加工方法です。

短納期についても、素材や数量、データの状態によっては対応できる場合があります。
ただし、ボール系は位置合わせやテストが必要になることが多いため、余裕を持ってご相談いただけると安心です。


まとめ:ボール系オリジナルグッズは、記念品・イベントグッズにおすすめです

ボール系への印刷・刻印は、平らな素材に比べると難易度が高い加工です。

ゴルフボールや卓球ボールのような小さなもの、野球のサインボール、バレーボール、バスケットボール、さらにはアクセサリー用の小さな玉まで、対象によって考え方は変わります。

フルカラーで華やかに見せたい場合はUVインクジェット。
インクの厚みを避けたい場合や、落ち着いた表現にしたい場合はレーザー刻印。
大きなボールの場合は、空気を抜いて高さを抑えるなど、加工前の工夫が必要になります。

ボール系グッズは、学校・部活動・クラブチーム・企業イベント・スポーツ大会・記念品などに向いた、印象に残りやすいオリジナルグッズです。

「このボールに印刷できますか?」
「このサイズなら名入れできますか?」
「少ない数でも相談できますか?」

このような内容でも大丈夫です。
小ロットや試作から、できる方法を一緒に検討いたします。

ボール系のオリジナルグッズをご検討中の方は、まずは現物や写真、入れたいデザイン内容をお知らせください。

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