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コラム
2024/08/08

photoshop 生成拡張機能が凄かった 

管理者用
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お客様から預かった写真や画像において、それをレイアウトする時、写って無い部分を広げたいと言う事があります。
私の所では、写真を使うシーンがそれほど多く無く、いざそのような作業が発生した時は大変です。
最近、Adobe photoshop にすごい機能があるとお聞きしました。
見えて無い、欠けている部分を「AI生成機能」で簡単に生成してくれるらしいのです。

早速、試してみました。

どこの 生成AI を使用したのか不明ですが、生成してもらったイラスト画像があります。
そのイラスト画像において、欠けているものが多いのです。
そのまま使用するか、手を加えるか、どうしようかと思っているイラスト画像がいくつもあります。

Adobe photshop の

「切り抜きツール」を使用します。
  切り抜くのでは無く、逆に広げるのです。

 イラスト画像を元に、広げた部分に新しく生成してくれる
「生成拡張」機能です。

 

生成AIで作成した画像での事例

次の画像は、生成AIで描いてもらったヘビのイラスト画像です。
左側のイラストは、頭の右、左の尾が切れてます。

生成拡張で、右側のように、顔も尾もきれいに生成されてます。


注)尚、生成された右の画像は、その後の作業で使う為、にバックの色をカットしたものです

 

古く購入した画像での事例

大分古い画像です。
大理石などの石を平らに磨いた画像です。
どこかの素材〇〇から購入したものですすが、これをつかった事例です。

(フォトショップをキャプチャしたした画像です。) 

大理石の表面の素材画像です。
白く見えている部分が「生成拡張」しようとしている範囲です。

 「生成拡張」を実施して追加したレーヤーの画像です。

 

元の画像のレーヤーと生成された画像のレイヤーを表示してます。
こんなに広げても、違和感無く生成拡張されているのがわかります。

 

 

 別の画像でもう一度

同じ、石の素材画像を使って、さらに広げて「生成拡張」を行ってみました。
元の画像のサイズ 210mm×150mm 350dpi 

 

元の素材画像を中心に、四方に範囲を広げて「生成拡張」を行ってます。

 

「生成拡張」の結果は、常に3枚の画像が候補として生成されます。
その中から、一番目的に合った画像を選択します。
もし、使える画像がなければ、再度繰り返します。

1番めの画像 ・・・使えそう

 

2番目の画像 ・・・使用目的からNG

 

3番目の画像 ・・・ 私はこれを採用  700mm×700mm 350dpi

 

「生成拡張」されたレーヤーの画像

 


今回は、単純な「生成i拡張」で行った事例ですが、多くの機能が有りそうです。
今、何ができるのか機能だけでも知っておく必要があると実感しました。
AI技術の進歩は著しく、ソフトのバージョンアップには、要注意!!

 追記)トップの画像は、生成AIに、くまモンのように可愛いキャラクタを描いてとお願いした時の画像です。
誰が見ても、直感的にくまモン。・・・・でも違う。

 

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