転写シートの糊を取る方法・・・色々

管理者用

先日、転写シートのサンプルを送付させていただきました、お客様からノリ残りが多いとの指摘を受けました。
今までも、転写作業において、糊の残る問題をご指摘いただいた事があります。

メーカからは、長期保存には注意！　とお聞きしてはいました。
湿気の少ないところでの保存が良いようです。
サンプル用として、作成しておいて、貯め置きしていた、サンプルシートでしたので、今回のご指摘に至ったと思われます。

ノリで接着しているものですから、完全にゼロにする事は出来ないと思います。
転写シート作成に使用する、アプリケーションシートにノリの無いタイプが用意されてます。
これを使うと長期保存に強いとの事でノリ残りも少ないように感じます。

ご指摘いただいた後、私も貯め置きしていた転写シート使ってみました。
・・・・・・・！
実は、、その他の方にもお送りしています。
・・・・・・・どうなっているか？

さて、今回は、残ってしまった、ノリの取る方法を紹介します。

シートのメーカからは、アルコールで拭きとる方法をすすめられております。
ノリの残る件は、私自身も経験しており、アルコールが一番良いように思っております。

それでも、色々試して見ました。

結構良いように思いました。

良く行う方法です。

ノリをノリで取ると言う事です。

溶剤

アルコール以外に色々試してみましたので紹介します。

ノリ取りに薄めたラッカーシンナーを使用して良い結果だったとの報告は受けた事が有りました。
転写した素材を痛める心配が有ります。
十分注意してください。

接着テープの剥離剤又はガムテープのリムーバーと呼ばれている溶剤が種類も多く販売されてます。

天然オレンジオイル・・・配合の

天然オレンジオイルと有りますが、その他に含まれものも要注意！
プラスチックの材質で、表面を溶けるものがありましたので注意が必要です。

プラスチック系にも強いと思われるのが

　・・・・私的には良い感触・・・・

これもテストしました

これもテストしました・・・・成分は不明ですが、使えそうです。

以上の、溶剤を使用した場合、ノリを溶かして綺麗にふき取れない場合があるようです。
ノリを薄く伸ばして広げた様になるものもありました。
これをアルコールで拭きとると綺麗に取り除く事ができました。
薄めたアルコールと合わせて使用する事で綺麗に取れる事を確認してます。

最後に、メーカからは、アルコールを進められているのですが、
どちらにしても、転写されている材質への影響を確認しながら、取り扱う必要はありそうです。