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「これって大丈夫?」にお答えします。コールドマーキングのよくあるご質問(Q&A)

新しい技術である「コールドマーキング(UVレーザー刻印)」を検討される際、お客様からよくいただくご質問をまとめました。
営業担当がいない小さな工場ですが、その分、現場の職人が技術的な視点から「できること・できないこと」を率直にお答えします。
Q1. 本当にガラスは割れませんか?
A. 破損のリスクは劇的に低いですが、ゼロではありません。
従来の熱を使うレーザーに比べれば、熱ストレスによる破損はほとんどありません。
そのため、非常に薄いグラスや高価なクリスタルにも加工が可能です。
ただし、ガラス自体に含まれる不純物や、元々の目に見えない傷に反応して稀にクラックが入ることはあります。
私たちは事前に素材を確認し、最適な出力で慎重にテストを行っています。
Q2. どのくらいの細かさまで再現できますか?
A. 髪の毛1本の太さ(約0.1mm)以下のラインも表現可能です。
UVレーザーは非常にスポットが細かいため、小さな文字や複雑な家紋、QRコードなども潰れることなく刻印できます。
「他のショップで『細かすぎて無理』と断られた」というデザインも、ぜひ一度拝見させてください。
Q3. どんな種類のガラスでも加工できますか?
A. ほとんどのガラスに対応していますが、相性があります。
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ソーダガラス(一般的): 非常に綺麗に白く発色します。
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クリスタルガラス: 透明感を損なわず、上品な仕上がりになります。
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耐熱ガラス(ボロシリケイト): 熱に強い素材ですが、UVレーザーなら表面に鮮明な跡を刻めます。
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色付きガラス: 表面を微細に荒らすため、擦りガラスのような白い表現になります。
Q4. 刻印は消えたり剥げたりしませんか?
A. 半永久的に消えることはありません。
インクをのせる印刷や、表面に塗料を焼き付ける方法とは異なり、ガラス表面の分子構造を直接変化させています。
洗浄や摩擦によってデザインが消えることはなく、製品の寿命と同じだけ持続します。
Q5. 1点だけでもお願いできますか?
A. はい、喜んで承ります。
私たちは量産だけでなく、大切な記念品やプロトタイプ(試作)といった「1点もの」を大切にしています。
営業マンを通さないため、無駄なマージンもなく、職人と直接やり取りすることでスピーディーに対応可能です。
Q6. デザインのデータはどうやって渡せばいいですか?
A. イラストレーター(ai)や高解像度のPDF、画像データで受け付けています。
ベクターデータ(ai形式)が最も理想的ですが、手書きのスケッチやロゴの画像からでも、私たちが加工用に調整することが可能です(※複雑な場合は別途データ作成費をいただく場合があります)。



