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年賀状
2015/12/21

4面付け年賀状はがきでコストダウン

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今日は、4面付け(よんめんつけ)はがきについてのお話です。

先日、宛名印刷のズレの障害事例について紹介しました。
ズレの原因は、年賀はがきのサイズに問題がありました。
そのはがきのサイズの問題は、4面付けの年賀状はがきの断裁にあったのではとお話ししました。
4面付けの年賀状はがきに関して、一般の方はあまりご存知無いかもしれませんので簡単に紹介します。

 <目次>
4面付け年賀状の取扱
4面付け年賀はがきでコストダウン
一般家庭で印刷する場合
企業が社内で印刷する場合
印刷屋さんにお願いする場合
ご相談ください
印刷での注意
<追記>四面付けはがきは年賀状だけではありません

4面付け年賀状の取扱

私は、4面付けと言ってますが、4丁付けと呼ぶ方もいます。
また、日本郵便のHPでは、四面連刷はがき(はがき4枚を田型に連刷したもので、大量にはがきを印刷する場合に便利です)となっていました。

古くから、印刷屋さん向けに売られていました。
以前は、予約だけに対し販売の形態だったように記憶してますが、今はそのような事はないようです。

年賀はがきが、4面付いたサイズで、手に入るわけです。

 

 NAVI_NENGA_zure010.png

 

日本郵便のホームページには、今年の販売方法について以下の内容で記載されておりました。
もう、今年は終わりですが来年の参考に紹介しておきます。(日本郵便ホームページ記事の抜粋)
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2016(平成28)年用年賀葉書(四面連刷)の販売方法

2015年8月31日の報道発表「2016(平成28)年用年賀葉書の発行及び販売」において、別にお知らせ
することとしていました2016年用年賀葉書(四面連刷)の販売方法についてお知らせします。

1 前売渡期間(10/13~10/28)中の取扱い
   申込書に必要事項を記入いただき、原則、お客さままたはお客さまの納品先が印刷会社であるこ
    とを確認の上、前売渡しさせていただきます。
    これは、年賀葉書(四面連刷)が、主として印刷会社での大量印刷用に発行しているものであり、
    前売渡期間についても、印刷会社が年賀葉書販売開始後できるだけ早く、印刷した年賀葉書を店頭
    に並べることができるよう特別に設定している期間のため、これ以外の目的(個人でのご利用等)
    でのご利用は控えさせていただきます。
    郵趣等でご利用の個人のお客さまについては、10/29 より販売します。

2 販売期間(10/29~1/8)中の取扱い
   申込書に必要事項を記入いただき、販売させていただきます。

3 その他
   オリジナル用四面連刷についても同様の取扱いとなります。
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印刷屋さんに対しては、事前に申し込んで、一般の方に対する販売時期より早く入手が可能。
一般の方に対しても、通常の販売日からは、購入が出来る。

と言う事のようです。

最近は、だいぶ購入しやすくなったようです。
郵便局に申し込めば、取り寄せて頂けるようですので、一般の方でも使って見てはと思います 

4面付け年賀はがきでコストダウン

4面付けの年賀はがきを使用するのメリットと言えば、印刷効率のアップです。
結果、印刷料金が下げると言う事でしょうか。
単純には言えないのですが、印刷数量が多くなると、より効果が出てきます。

一般家庭で印刷する場合

一般家庭では、PCとプリンターを使って自分で印刷します。
この場合、4面付けの年賀ハガキを使用しても、あまりメリットは無いかもしれません。

企業が社内で印刷する場合

しかし、企業にはメリットが大きいと思われます。
企業において導入しているコピー機や複合機では、使用量に合わせて課金される契約が多いようです。
料金は、用紙の通ったカウント数に対して計算されます。
用紙が通った数が、カウント数です。

小さいハガキも、4面付けの大きいハガキも、1カウントは1カウント・・・・同じなのです。

カウント料金は、用紙の大きさは関係無く、通した枚数により決まるのです。
4面付けのはがきにより、カウント料金を1/4 に抑える事が出来るわけです。
自社内で印刷する場合は、4面付けハガキを準備しましょう。

印刷屋さんにお願いする場合

印刷屋さんも年賀状印刷をオンデマンド印刷機で行うケースが増えてきています。
印刷屋さんのオンデマンド印刷機の導入は、カウントの契約が一般的です。

ハガキ持ち込みNGの印刷屋さんは、4面付けハガキで印刷していると思われます。

ハガキ持ち込みOKの印刷屋さんは、通常のハガキで印刷しているのでしょうか。

カウントコスト以外にも作業が有りますので、単純に1/4の料金にはなりませんが、持込みNGの印刷屋さんの方が安いかもしれません。

自分で、はがきを用意して、印刷屋さんやプリントショップに持ち込んでも良いかもしれません。
事前に相談して見てはと思います。

ご相談ください

当社では、年賀状の印刷は、年賀はがきの持込みを基本としています。
したがって、通常のハガキサイズで持ち込まれるケースの方が多いのですが、4面付けのはがきの持ち込みにも対応しています。ご相談ください。

残念ながら、4面付けの年賀ハガキは、在庫しておりません。
必要な場合は、都度 取り寄せとなります。

印刷での注意

断裁作業

まず、注意点を上げるとしたら、印刷後の断裁作業です。
業者に依頼する場合は、断裁料金も考慮しておきましょう。

面付け作業

ハガキのデータを、4面付けにする作業が必要です。
プリンターや印刷機のドライバーで、自動的に行う機種もあるようです。

A4サイズでは有りません

4面付けハガキのサイズは、A4サイズではありません 200mm×296mm です。
A4サイズとほとんど変わらないので、A4の設定のままプリントしてしまう事が考えられます。
プリンター側もエラーにならず印刷する事も考えられます。
私は、経験があります。
印刷位置に注意してくださいね!

 NAVI_NENGA_zure012.png

 

<追記>

四面付けはがきは年賀状だけではありません

日本郵便が発行する4面付けハガキは、年賀状だけでなく、一般のハガキや暑中見舞いに使うカモメールのような、季節のハガキ等についても用意されてます。
また、各メーカーでは、切手を貼って投函する私製ハガキが用意されています。

さらには、DM等で一般的に使われている、コート系やマット系の一般用紙を選択する事も考えられます。
さらにコストダウンが出来るかもしれません。

 

  

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