黒い用紙に黒いインクの名刺を再認識
管理者用
もう古い情報ではありますが名刺のデザインを考える上で何かのヒントになるかもと思いまして紹介します。
名刺は小さなキャンパス・・・・。こだわりの名刺を作ろう・・・などと、 普段から言っている私でしたが、黒い用紙に、黒いインクで印刷を・・・・と言う、注文を受けた事がありました。
注文をしてきたのは、あるデザイナー屋さん。
おしゃれな感覚?・・・・古い私には理解できないのですが、斬新なデザインとなるのでしょうか、さすがデザイナーと感心したものです。
黒い用紙は、マット系の艶が無いもを使用します。そこに、普通の黒いインクで印刷をするのです。
マット系の艶の無い処に、油を含んだインクが乗り、その部分が艶が出るのです。角度を変えると光の具合で良い感じで見えると言うものです。
自分をアピールすると言う点から見ると、この黒い名刺の効果はあるかもしれませんね。
こんな話をしていると、今度は、白い用紙に白いインクでと言う名刺の依頼が来るかもしれません。
最近は、UVインク仕様の印刷機を使用した車内広告を良く目にします。
UV印刷機は、印刷物に様々な効果を作り出しています。
艶を出したり、盛り上げり・・・水滴の部分だけニスを乗せたた広告を見たとき、どうなっているかと背伸びして触ったりしたものです。
このような効果を活かした名刺を創って見たいと思いますが、印刷機は高価で大きく、私どもには手が出ませんし、機械を持っている同業者にお願いしても、えらく高い名刺になってしまいます。
実は、小さなカード用のUV仕様の印刷械が一台稼働はしています。小さいけどUV仕様の印刷機です。あまり考えていなかったのですが、黒い用紙に黒いインクを再認識する必要はあるかもしれません。
時間を見て色々実験してみようと思います。・・・結果報告はだいぶ先になると思いますが、そのうちなんとか・・・