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宛名印刷
2019/02/10

宛名横書きを考える

管理者用
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今日は、宛名の横書きについて考えて見たいと思います。

もともと日本語は、縦書きの文化ですから、宛名も縦書きが一般的です。
しかし、文面が横書にのレイアウトが多くなり、それに合わせて宛名も横書きとなる事も多くなっています。

縦書きの場合は、そのレイアウトもそれほどバリエーションは有りません。
それに比べ、横書きの場合は、デザイン的要素も入って来て、色々なパターンのレイアウトが見られます。

用紙によるレイアウト

それでは、用紙に対する宛名横書きを見て行きましょう。
官製ハガキの場合は、郵便番号の記入枠が印刷されてます。
また、既成の私製はがきでも同じです。

 

この様な用紙に対しては、用紙を縦にして、横書きにレイアウトします。
さて、郵便枠を使うか/使わないか ・・・・の問題が出てきます。
(問題と言うほどの事ではありません)

 

郵便番号は、日本郵便が自動振り分け等の合理化の為に作られたものです。
日本郵便のホームページには、郵便番号の配置位置などの仕様が載ってます。

郵便枠が印刷されている場合は、枠内に記入した方がよさそうです。

とは、言っても、強制ではなさそうです。
協力してレベルの話でなので、私は、枠を使用しなくても問題無いと解釈してます。

 

洋封筒の場合は、どうでしょうか

洋封筒では、裏側の差出人の記述と合わせる場合が多いようです。
差出人が横書きの場合、宛名も横書きにします。
また、差出人は、封筒の中に収められるカードのレイアウトの向きに合わせるケースが多いようです。

メーカが用意している封筒には、郵便枠の印刷されているタイプと印刷されていないタイプの両方を用意してます。
何処のメーカーを見ても、枠無しと枠有りがあります。

したがって、宛名を横書きにする場合は、郵便枠が印刷されて無いタイプを使用するのでしょう。

 

当然、裏面の差出人のレイアウトも横書きにした方が良いでしょう。

 

日本郵便に協力すると言う観点見ると、郵便枠有りタイプを使用して、枠内に郵便番号を記入する方が良いかもしれません。

郵便枠が有っても、横書きにして郵便枠を使用しない場合も、問題にはなりません。

 郵便番号は、宅配業者も使用しているようです。
佐川で出した荷物が、全く逆の遥か彼方に運ばれた事例がありました。
郵便番号の間違いでした。

有っても良さそうですが、用紙を縦にして宛名を横書にする。
ハガキの様な使い方ですが、お受けした事が有りません。

 

 

切手を貼る位置

用紙を横にした場合、右上に貼ります。
当然の話ですが、左上と思っている方がおられるようなので、あらためてお知らせします。
用紙を横の場合は、右上・・・・です。

 

郵便番号と住所

既に、郵便番号の記述については、お話ししています。
横書きの場合でも、日本郵便の為には、郵便枠に記述する方が良いとお話ししました。
枠が無い場合でも、位置は決められてますから、枠が有るだろうと思われる位置に記述します。
・・・と言っても、記入の協力お願いされているレベルですから、記入しなくても罰せられる事はありません。

それでは、枠に記述しない場合のレイアウトはどうする。

〒マークの記述しなさいとは、どこにも記述されて無いのです。
私どもの、宛名レイアウトプログラムでも、〒マークの有無が選択出来るようにしてますが、この点に対する要望をお聞きした事がありません。
皆さんの処に届く郵便物を見てください。

〒マークはどうする

142-0053 東京都品川区中延6-1-29

〒143-0053 東京都品川区中延6-1-29

ハイフォンをどうするか

段を分けるか、同じ行にするか

142-0053
東京都品川区中延6-1-29

142-0053 東京都品川区中延6-1-29

142-0053
東京都品川区中延6-1-29
サンエイビル1F


142-0053 東京都品川区中延6-1-29 サンエイビル1


元々日本は、縦書き文化でしたので、宛名のレイアウトもある程度決まって来ます。
しかし、横書きの場合は、デザイン的要素も入れやすく、まだまだ試行錯誤と言ったところです。

段落をどうする

142-0053
東京都品川区中延6-1-29
有限会社三栄ぷりんと
印刷事業部
坂本 竜馬 様

142-0053
 東京都品川区中延6-1-29
  有限会社三栄ぷりんと
   印刷事業部
   坂本 竜馬 様

・・・・・

細かな話は、まだまだ有りそうです。

続きは、いつか考えて見たいと思ってます。

今回は、ここまでとさせていただきます。

 


 

 

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