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宛名印刷の曲がり

宛名印刷での不具合いの事例について考えてみましょう。
弊社では、用紙の持ち込みに対しても、宛名印刷をお受けしてます。
先日、洋1サイズの洋封筒が持込まれました。
宛名印刷の依頼で、弊社に持ち込まれる封筒は、差出人側が既に印刷されているものが多いのです。
しかし、今回、持ち込まれた封筒は、何も印刷されていない無垢の封筒でした。
また、弊社で標準的に取り扱っている物より薄い封筒です。
ネットを通して購入したのかもしれません。
値段的にお安かったのかもしれません。
封筒の箱のロゴから、老舗のメーカとわかります。
このメーカーとは、今は取引が有りませんが、その昔、名刺の台紙を良く仕入れておりました。
懐かしいですねー。
さて、宛名印刷と差出人の印刷をお受けしたのですが、差出人の印刷から、つまづいてしまいました。
印刷の曲がり
用紙に対し、印刷が曲がって見えるのです。
人間の目は、結構正確に出来ています。
目視で曲がっていると思っても、数字にしてみると コンマなんミリ 0.?mmで
規格内、問題は無し・・・・・なんて事多いんです。
この様な問題は、印刷だけではありません。
色々な製品で発生する問題なのです。
メーカが設定している規格内であっても、お客が見た目で判断し、問題有り となることは結構あるんです。
規格が甘いと言えば甘いし、メーカの防衛策とも思えるのですが・・・・!
だからと言って、見た目で問題となるような製品を出してくるメーカーは無いでしょう。
感覚的障害
こんな事を書いていると、思い出しました。
何十年も前に、まだインターネットが普及する前に、このような問題を「感覚的障害」と言って、色々と調べたことがありました。
今、ネットで検索してみましたが、ヒットする内容は、私の言っている感覚的障害と全く違う内容でした。
感覚的問題、感覚的クレーム での検索の方が良いかもしれません。
・・・また横道のそれてしまいました。
錯覚
錯覚と言うのも有ります。
2行のデータで、一方が長く、一方は短い・・・と言うのも、曲がって見える事があります。
ひらがな、画数の多い漢字と少ない漢字の並びなど、文字の種類によっても錯覚が起きます。
搬送系の不具合
曲がると言うのは、用紙が真直ぐに進んでないと言う事です。
搬送系のローラの圧やガイドなどの問題が考えられます。
印刷機には、真直ぐに整える機構のついているものがあります。
曲がって搬送された用紙も、印刷前にはまっすぐそろえる機構です。
もしかしたら、こちらの機能が効いていないかもしれません。
機械の問題は、メーカに対応してもらうほかありません。
封筒のひずみ
今回の問題は、想定していた通り、用紙側にありました。
直角が出ていないのです。
極端な状況を図にしていました。
①直角が出ていない封筒が矢印の方向に搬送されます。

②真っすぐ進んで来た封筒が、先端の曲がりを見て、進行方向にに対し補正されます。

傾きが補正された封筒は、まっすぐに進みます。
真っすぐ印刷されましたが、用紙に対しては曲がっています。

対応策を考えてみます
③対策として、180度回転して、通すのも良いかもしれません。
反対側ぼ方も、直角が出ていないと同じ事ですが、直角が出ていれば、問題は解決するはずです。

④もう一つの対策として、横に通すのが良いでしょう。
印刷の曲がりは、その縁に対して比較されるからです。
・縁から、遠ざけるレイアウトも良いかもしれません。

・封筒のひずみが、全て同じ場合、印刷データを傾けるのも一案です。
しかし、ロットによって、変化するので気おつけて必要があります。
極端な図にして説明しましたが、封筒の製袋から来る問題は、結構多いんです。
もしかしたら、角の直角度の規格が有ったら、規格内と言われるかもしれませんね。
以上




