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宛名印刷
2016/07/29

究極の宛名レイアウト

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宛名印刷用のソフトは、幾つも売り出されており、年賀状の季節になると、本屋さんの店頭に山積みとなります。
フォントや画像も多数入って2~3,000円程度で安いと思います。 また、ネット上には、多くの無料アプリもあるようです。
しかし、これらの多くは、はがき対応に作られており、融通が利かないものが多いのです。

すべてのソフトを試したわけではないので、悪しからず

したがって、弊社では、”究極のレイアウトを目指す”と言う事で、宛名レイアウト専用の自社開発システムを構築しているのです。
現在は、インデザインを使って、VBSのスクリプトで、実現しております。

”究極のレイアウト”とは、ちょっと言い過ぎのような気がしますが、そのぐらいこだわって開発に取り組んで来ました。
なんでも出来る事を目指しているのです。
はがき、往復はがき、洋封筒、長系封筒の長3、角系封筒の角2サイズ。そして、変形サイズでも受け付けています。
多くの印刷屋さんが嫌がる持ち込みの用紙にも対応しています。
したがって、既に印刷済みの会社ロゴや住所がなどが印刷済みの封筒にも対応しているのです。

このように取り組んで来た、宛名印刷システムも、そろそろ見直す時期が来ているようです。
スタートした時期は、エディカラー、ページメーカで、行っていたのですが、最終的には、インデザインCS2を使って来ました。
インデザインもバージョンが CC となり、PCもWin10となってしまいました。
実は、CS2とCCでは、重要なところでスクリプトの動作が一部異なるのです。
初めから、作り直すつもりで取り組まないとだめでしょう。

宛名をどの様にレイアウトするのか決まりがあるわけでは有りません。
決まりが有れば、プログラム化も容易なのですがねー!。

宛名のレイアウトは、見た目の感覚で判断しているわけです。
その見た目の感覚から、法則を導き出す事が出来れば、それを決まりとして、自動化につながります。
しかし、感覚と言うのは、その時々の気分によっても変わります。
それも、自分だけで終われば良いのですが・・・・

前にもお話しした事が有りますが、様のサイズでも、[大きいく]、[小さく]・・・と人によって意見が異なるのです。

多くのお客様に好まれるレイアウトとにしなければなりませんが、そんなことは、無理な話です。

私も、色々なパターンのレイアウトを試しました。
ある程度の法則を探しだし組版仕様としてスクリプトをずいぶん書き直しました。
結局、あまりにもパターンが多いため、中途半端で終わってしまうのです。
多くの場合、実際に注文を受けた時の要望を取り入れながら、都度改善を行って来たと言ったことでしょうか。

今、縦書き様の宛名システムの作成に取り掛かりました。

今までのノウハウを凝縮、盛り込んだものになるでしょう。
期待してください。


 

 

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