紙の目・芝の目・毛布の目
管理者用
印刷物を作成する上で紙目と言うのは大切な要素なのです。
繊維の方向により 縦目/横目 と呼んでいますが、製造過程で、繊維の方向が決まるようです。
紙の目の方向は、
・折った時に折れやすい・折れにくい 折れやすい方向に繊維の方向が向いている(流れている)
・裂いたときに破けやすい/にくい 破けやすい方向に繊維が流れている
・丸まりやすい 丸めやすい方向の直角に流れている
・・・ 等の要素で容易に判断できます。
次の写真2枚を比べて見てください。
A4のコピー用紙を正方形に切って、90度向きを変えてセットした図です。
垂れ下がる用紙から紙の目の方向の違い判ります。
製品によっては、紙の目は気にしない場合が有りますが、一般的には、完成した製品の状態において、紙の目をどちらにするかが決まります。
印刷機械は、紙の搬送において、紙の目の方向に影響を受けます。紙の目が、紙の癖となりトラブルが発生するわけです。
高価な印刷機械では、それなりに対策が打たれているのですが、用紙の厚い/薄い、さらには温湿度などの環境要素も加わり、対応に苦慮することもあります。
大多数の用紙では、縦目/横目の両方が用意されています。この事からも、紙の目の重要性がわかると思います。
紙を仕入れる時には、完成時の目の方向、印刷機械に通す方向などを考慮しますが、一般家庭のプリンターでは、あまり意識されていないと思われます。
紙送りなどで、トラブルが発生するような場合、紙の目の影響を受けているかもしれません。
少しでも、紙の目の意識をもって使用して見てはと思います。
全く話がそれてしまうのですが、目の話しついでに
芝の目と言うのもありますよね!
ゴルフのグリーン上では、芝目を読んでホールを狙うなんて話は良く聞く話ですね。山の方向、池の方向・・・・良く吹く風の方向などの影響を受けて、芝が倒れている方向に目が流れて、ボールの転がりにも大きく影響を与える・・・らしい。
さらに、話が外れまして、
暖かい日が続いていると言っても、北海道では、雪の話もちらほら、
寝る時の掛け布団は、タオルケットの上に薄い毛布でしたが、一か月程前から、タオルケットの上に厚い毛布へ変わってます。
今、これが問題となっているのです。
私の、想像なのですが、厚い毛布の目が原因しているように思うのです。
朝起きると、タオルケットは完全になくなっています。厚い毛布一枚になっているのです。タオルケットは、必ず左側に移動しているのです。
厚い毛布は、毛が長くやわらかい、いかにも温かそうな感じです。
冬に田舎に帰りますと、厚い毛布を下にして、その上に厚い重い布団をかけて寝るのですが、寝ている間に、重い布団は大きくズレてしまいます。
ネコジャラシをご存知ですよね。よく遊びました。穂の部分を抜いて、逆さにして軽く握ります。
握った拳を ニギ二ギ するとネコジャラシの穂は上に登っていきます。
原因はこれだ!