宛名印刷用エクセルデータの郵便番号の話
管理者用
最近、エクセルの話ばかりになってしまいましたが、今日も宛名印刷用に入稿される、エクセルデータの話です。
宛名印刷用の住所データには必須の郵便番号を取り上げました。
入稿される郵便番号データには、人それぞれ色々な記述方法が見られます。
また、一つのファイルの中にも、バラバラな表記が混在した状態で入稿される事も多いのです。
<郵便コードの列 想定される記述>
〒123-0045
〒1230045
123-0045
1230045
そして、半角/全角が入り混じった記述がされています。
入稿される宛名用住所データに記述されている郵便番号の状態は、必ずチェックを行っています。
上記の想定外のフォーマットや桁数の少ないもの、多いものなどを調査対象とします。
問題が無ければ、7ケタの郵便番号を抽出します。
データーに異常と判断した場合、目立つようにマークを付け表示します。
さて、数日前に受け付けた住所データの郵便番号は、想定外の珍しい記述で、スペースが入ったものが見つかりました。
123 0045 ⇒ ●●●●123 0045●●●● 異常と判断し、マークを付けて表示
今回の入稿された住所データは、約400件、その中の4~5件でスペース入りを発見しました。
今後、多く見つかるようでしたら、想定内の仲間に入れて、自動チェックスクリプト処理を変更したいと思います。
どうして、このようなデータが混じるのでしょうか?・・・・難しいのであまり考えないようにしましょう。
このWebのNAVIブログで、数日前に取り上げた、ハイフォンの問題 JISコードに無いマイナス棒 も良く見かけます。
223-0045 ⇒ ●●●●223?0045●●●●
郵便番号のチェックを入れるようになったきっかけは、郵便番号の頭の 0 が抜けてしまう事から始まりました。
宛名印刷をお受けするようになった当初、北海道。青森・岩手あたりの郵便番号で、頭の0が抜けてしまうのです。
または、抜けているデータが入稿される事が度々見られました。
原因は、エクセルが勝手に頭の ”0”(ゼロ) を取ってしまう事だと思われます。
・・・・・ ここでもエクセルの頭の良さが見られますが、悪い方向に働いています。
図の①は 0050045 と入力したのに 50045に変換された状態
②は セルのプロパティーを文字列にしてから、0050045と入力。
③と④は、〒マークを付けたり、ハイフォンを付けて入力した場合
郵便マークやハイホンをつけておくのも良い方法です。
数字とみなされないようにすると言う事ですね。
最後に、郵便番号のチェックでエラーを検出した場合、手作業で手直しを行うのですが、このブログ NAVIでも取り上げ、「Excel 郵便アドインは便利」で紹介した 郵便アドオン 機能を使ったりします。
注)郵便番号のチェックでは、住所と郵便番号のアンマッチのチェックは行っておりません事をご了解いただきたい。たぶんこれをやると大変な事になる・・・・と思われます。
大変な事・・・・・ 大量の間違いが想定される?・・・・・怖い。