郵便用封筒を自作してみよう
管理者用
封筒の注文にて、オリジナル封筒の依頼を受ける場合があります。
通常は、封筒のメーカーから、既製の封筒にを仕入れ、印刷するわけですが、使用目的にどうしても会わない場合、オリジナルの封筒を作ります。
オリジナル封筒は、万単位の数量を作らないと枚単価が高くなってしまいます。
用紙の色や材質、サイズなどから依頼を受けるのですが、一番多い理由は、窓付封筒に関するものです。
コンピュータ出力の請求書の発送のため、宛先住所位置と封筒の窓位置を合わせる必要が出て来ます。
そして、帳票のレイアウトの設計においては、どうしても、既製の封筒に合わせる事が出来ない事があるのでしょう。
この様な時、実際の封筒で使い勝手を確認したいですよね。
そこで、手作り封筒を作成するわけです。
前置きが長くなってしまいました。今回は、郵便封筒を手作りしてみようと言う事で作り方を紹介します。
今回は、洋封筒のダイヤ貼タイプの作り方を紹介します。
まずは、展開図を参照して作って見てはと思います。
実際の封筒を開いて広げれば判るので・・・・・・と言ってしまえば、これでお終りですが、ここでは、オリジナルサイズに生かせる作り方、寸法の出し方を紹介します。
ダイヤ貼り 展開図
まず、完成時のサイズを用紙の中心に書きます。
四方の折りたたむ頂点の位置4点に記しをつけます。
この4点の位置が出せれば完成したのと同じです。
A点 封筒の中心お基準に上封筒の高さと同じ寸法の位置プラス10mmの位置をA点とてマーキングします。
B点 A点と同様に、左方向に封筒の幅寸法、プラス 5mmの位置をB点としてマーキングします。
C点 C点もA点同様に位置にマーキングします。
D点 D点も同様にマーキングします。
この10mmと5mmで封筒の糊しろ幅が変わってきます。
各A・B・C・D点を結んだ線をカットします。
封筒の4墨にあたる部分を少しカットします。
カットした図
折ってみました
サイズ違いを作ってみました。
今回使用した用紙はA3サイズを使いました。ダイヤ貼のカット図面を書いてプリンターで出力して作りました。
A4サイズの用紙だと計算上 140×95mm までのサイズが出来ます。絵を入れたりして、作って使って見てはと思います。
今回は、ダイヤ貼の封筒でしたが、カマス貼の封筒の方が、用紙も無駄なく作れるので、いつかカマス貼封筒の作り方も紹介したいと思います。
以上