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宛名印刷
2019/05/19

宛名印刷の事例

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今日は、用紙持ち込みの宛名印刷のお話しです

まず、1件目は、フォント持ち込みの依頼です。

先日、結婚式の招待状をお受けしました。

持ち込み封筒での依頼です。
また、文字フォントの持ち込んでも良いかとの事でしたので、OKの返事をしました。

封筒は、ハグルマ社のコットン系の洋封筒でした。
宛名の件数に対し、予備が少ないようでしたが、何かあっても入手可能と判断しお受けいたしました。

一生に一度の大イベントの結婚式ですから、招待状もだいぶ凝っているようです。
色々なこだわりも有り、オリジナリティーが高いものを目指しているのでしょう。

宛名レイアウト仕様もエクセルファイルで入稿されました。
また、フォント持ち込みも了承してましたが、ネットからダウンロード可能の無料フォントのようです。
URLをお聞きして、ダウンロードしようとしたのですが、操作が不明確な事もあり、お客様から、入れてもらう事にしました。

宛名のレイアウト仕様を、当社のレイアウトプログラムで実現するのは難しいと判断し、方法を検討しました。
その結果、インデザインのデータ結合でレイアウトする事にしました。
データ結合では、溢れ処理対応の機能はありませんが、三栄NAVIの中でも紹介している、溢れ処理スクリプトを使って簡単にレイアウトが可能でした。、

 参考 三栄NAVI⇒ インデザイン テキストフレームの溢れ処理を考える

 

2件目は、蓋を開いて印刷の話です。

本件も、持ち込みの封筒に対する宛名の依頼ですが、封筒の差出人側が既に印刷されれいる洋封筒でした。
持込まれたダイヤ貼の2号洋封筒でしたが、蓋が開いていたのです。

当社で、稼働中のリコーのオンデマンド印刷機は、封筒を印刷する場合、蓋を開いた形で印刷するように言われています。
100枚、200枚程度であれば良いのですが、1000枚、2000枚となるとちょっと難しい。
・・・・と言う事で洋封筒の印刷は、ゼロックスの方で行っていおります。 

この封筒は、リコーの機械で印刷したものと断定できます。

開いたままの状態で、宛名を印刷したのですが、問題無く進める事が出来ました。

・・・・・さて、この作業の後、別の方から、洋封筒の印刷依頼をお受けしました。
持ち込み封筒での対応でしたが、この封筒で、苦戦しました。
差出人の印刷において、印刷が曲がって見えるのです。
その原因は、封筒がひし形にゆがんでいる影響のようです。
これは、製袋の問題ですので、対応策も難しい。

印刷データを斜めに回転させる。
印刷機械の設定にて、多少の補正が効くので設定する。

・・・など対応出来そうですが、封筒のロット毎にその具合が変わって来ますので、箱単位で設定する必要があります。
現実的な対応ではありません。

斜めに曲がっていると言うのは、どこか比較する部分があるからです。
辺に対し曲がっていると言う事です。

結局、蓋を広げて通す印刷する事で対応しました。
差出人の印刷、宛名の印刷と無事終了しました。

蓋を広げて印刷する事の有効性を実感した日でした。

 

以上

 

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