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柔らかい素材への印刷はどこに相談する?UV印刷をお受けできないときのお話

オリジナルグッズについて、さまざまなお問い合わせをいただいています。
「このケースに会社のロゴを入れたい」
「持っている小物に、オリジナルの絵柄を印刷したい」
そんなご相談の中には、残念ながら弊社では対応が難しく、お断りしてしまうものもあります。
比較的多いのが、柔らかい素材や、使うときに折り曲げる品物への印刷です。
せっかくご相談いただいたのに、「すみません、できません」で終わってしまうのは、こちらとしても心苦しいところです。
そこで今回は、弊社で難しい理由と、次にどのようなところへ相談するとよいかをお伝えしたいと思います。
「印刷できる」と「使い続けられる」は、別の確認が必要です
弊社のUVインクジェットプリンターは、硬いタイプのインクセットを使用しています。
柔らかい品物にも、表面に絵柄を印刷すること自体はできる場合があります。しかし、印刷直後にきれいに見えていても、使用中の折り曲げでインクにひびが入ることがあります。
品物は柔らかく曲がるのに、印刷されたインクの膜が、その動きについていけないためです。
そのため、弊社では「印刷が載るか」だけでなく、「お客様が使うときに、どのような動きが加わるか」も確認したいと考えています。
弊社で難しくても、別の方法が見つかることがあります
印刷にはさまざまな方式があり、使用するインクにも違いがあります。
弊社の設備で難しいからといって、その品物への印刷方法がまったくないとは限りません。
相談先を探すときのポイントは、「柔らかいものに印刷できる会社」という探し方から、もう少し具体的にすることです。
例えば、透明なケースでも、軟質PVCなのか、PPなのか、別の素材なのかによって、検討する方法が変わります。
商品ページや仕様書に材質が書かれていれば、その情報が大きな手がかりになります。
柔らかいビニールケースは、軟質塩ビ印刷を扱う会社へ
軟質PVC、いわゆる柔らかい塩ビ製のケースやポーチなら、次のような会社が相談先の候補になります。
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軟質塩ビへのシルク印刷を扱う会社
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ビニールケースやポーチを製造している会社
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軟質フィルムへの印刷を得意とする会社
検索するときには、「軟質PVC シルク印刷」「ビニールケース 名入れ」「軟質塩ビ ポーチ オリジナル製作」などの言葉が手がかりになります。
同じシルク印刷でも、布を中心に扱う会社と、樹脂製品を中心に扱う会社では得意分野が異なります。「軟質PVCの実績があるか」を確認すると、相談が進みやすくなります。
ただし、素材やインクの組み合わせによって結果は変わります。方式の名前だけで決めず、実際の品物で確認することが大切です。
完成品への印刷と、材料から作る注文は違います
ここは、お問い合わせの際にぜひ伝えていただきたい点です。
「すでに購入したケースへ印刷したい」というご依頼と、「印刷入りのケースを新しく作りたい」というご依頼では、対応できる会社や方法が変わります。
平らな材料に印刷してから、ポーチやケースに仕立てる方法なら対応できても、ファスナーや縫い目のある完成品には印刷できない場合があります。
すでに品物がお手元にあるときは、最初に「完成品の持ち込みです」と伝えてみてください。
まだ購入前なら、品物の手配から印刷までまとめて相談することで、選択肢が広がることもあります。
布製品なら、ウェアプリントの専門店が相談先です
Tシャツや布バッグなら、布製品への印刷を扱う専門店が相談先になります。
シルク印刷、布へ直接印刷するガーメントプリント、フィルムから転写するDTFなど、生地やデザインに応じて検討できる方法があります。
ただし、「Tシャツに印刷できる機械なら、柔らかいビニールにも印刷できる」というわけではありません。
布と樹脂では、インクの定着や加工条件が異なります。柔らかさだけで判断せず、材質に合った方法を選ぶ必要があります。
「転写なら大丈夫」「柔軟インクなら大丈夫」とも限りません
転写にも種類があります。衣類用の熱転写と、弊社でも扱っているUV転写シートは、同じものではありません。
貼り付けられることと、繰り返し曲げても問題なく使えることは、分けて確認する必要があります。
また、UVインクにも柔軟な種類がありますが、ゆるく曲がる使い方と、同じ場所を何度も強く折る使い方では条件が違います。
相談先には、完成時の見た目だけでなく、実際の使い方も伝えていただきたいと思います。
お問い合わせ時に伝えると役立つこと
別の会社へ相談するときには、次の情報があると判断してもらいやすくなります。
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材質が分かる商品情報や仕様書
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品物全体と、印刷したい場所の写真
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必要な数量、印刷する大きさ、色数
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完成品の持ち込みか、品物から手配したいか
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どこを、どの程度、どのくらいの頻度で曲げるか
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摩擦や水濡れ、洗濯など、使用中に想定されること
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希望納期と、試作用の予備を用意できるか
特に「折りたたんで持ち歩きます」「開閉のたびに同じ場所が曲がります」といった説明は、加工方法を考えるうえで重要です。
可能であれば、試作品を実際の使い方に近い条件で確かめてから、本番へ進めるとよいでしょう。
「できません」の先に、少しでも役立つ情報を
三栄ぷりんとで、すべての素材や品物に対応できるわけではありません。
それでも、ご相談くださったお客様に、「この材質なら、こういうところが相談先になります」とお伝えできれば、次の一歩につながるかもしれません。
他社での対応をお約束することはできませんが、弊社で難しい理由をお伝えし、分かる範囲で別の方法を探す手がかりをご案内したいと考えています。
オリジナルグッズをご検討の際は、できれば品物をご購入になる前に、材質や商品情報を添えてご相談ください。
見た目だけでなく、使う場面まで考えた印刷・名入れを、一緒に検討していきたいと思います。
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