キーフォルダーのUVプリント事例
管理者用
ステンレス製のキーフォルダーをUVインクジェットプリンターで印刷作成しました。
また、作成の流れを治具の作成から動画にしました。
動画は、なれない作業でしたが、今後、UVレーザで動画作成を行って行く予定のため、経験の為にも行ってみました。
YouTube 動画 ⇒ ステンレス製キーホルダーの作成事例
治具の作成
仕入れたキーフォルダーは、リングがついており、そのまま、UVプリンターにはセット出来ません。
したがって、キーフォルダーを水平に保つ、治具が必要となります。
CADソフトは、FreeCAD
CADソフトには、無料ソフトのFreeCADを使用してます。
世の中、一般的にはFusion360と言うところでは、ありますが、弊社の使い方であれば、無料のFreeCADで十分です。
設計においては、人間性が出るようで、色々なケースで見落としやらで、作った後に、もう一度設計し直して、再作成などは、良くあることです。
十分に検討を重ね、設計する事が基本です。
最初リングが邪魔してセット出来ず。
作り直しました

3Dプリンターは、Q1 Pro
3Dプリンターは、去年の10月頃、導入した Q1 Pro です。
Q1 Pro には、感動しました。
ABS樹脂に対しても、苦労すること無く簡単にプリント出来ます。
最近は、どこのメーカもその性能は良くなっているとは思うのですが、一般家庭用の3dプリンターで、ここまで出来るのかと本当に感動しました。
設計ミスのお話をしましたが、スピードも速くなり、作り直しにも、助かります。
UVプリンターの印刷
位置だし
UVプリンターは、右手前が、XYの原点となってます。
印刷データは、イラストレーtで作成し、PDFファイルでプリンターに渡してます。
また、治具のサイズ、イラストレータの用紙に対する、デザイン位置をあわせて、作成します。
位置出しが、心配の場合は、試しプリントを行います。
お客さん持ち込みの素材に印刷刷る場合、試しプリントをした方が安心です。
プリント
今回は、黒1色のワンちゃんです。
素材により、異なりますが、通常 四層にインクを盛っていくような感じです。
ステンレスの場合、
一層目を プライマーインク 素材に対し、インクの食いつきを良くする働き
2層目を 白インク 素材の色を白で隠し、3層目の絵柄の発色を良くする
3層目を CMYKの絵柄 デザインデータ(黒いワンちゃん)
4層目を クリアインク 絵柄デザインを覆う。硬化すると固くなる。
ステンレスのキーホルダーで、テスト的に作成しました。
裏側に名前などを記述すると、製品としても良いと思います。
今後、販売するかもしれません。
