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レーザ加工機
2025/05/10

Omni1 UVレーザー 作品事例 タイルへの刻印

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今日は、タイルへの刻印です。

刻印の状況を、動画にしてます。  参照  ⇒ Omni1 UVレーザー 作成事例  タイル編

 

筒形のものに対する刻印の為の、ロータリーオプションが動かず、メーカ対応していただいていましたが、部品待ちとの事。
部品が入るまでに、時間がかかると言う事で、機械が戻って来ました。

ガラスのコップへの刻印テストを予定していたが、お預けです。  
その間、他の素材でテストと言うことで、タイルの刻印テストを行いました。

先に、白いタイルへ刻印して見ましたが、刻印した結果が、判りずらく、白いお皿にもテストしました。
どちらも、刻印は出来ているようですが、あまり目立たず光の具合で認識できると言った感じでした。

先日、ホームセンターに買い物に行った時、色の着いたタイルが目に入り、色違いを3枚買って来ました。

 

青いタイルに刻印

設定はメーカから頂いている目安の設定表から、セラミックの値を使ってみました。

 

 

絵柄は、トラの顔です。

その結果、刻印が甘いようです。

 

小さな円で設定を探る

青いタイルをそんまま使って、小さな円で刻印のテストを行いました。

最初は、今までのそのままの設定で行いました。

 

次は、20回繰り返して行う設定にして、ここで気がついたのですが、刻印の間隔が0.1となっていりのに気が付きました。それを0.03に設定を変えて開始しました。

明らかに、0.1より0.03のほうが、刻印に威力があるように感じました。

 

20回 繰り返し刻印

 下地が見えるまで深く刻印したようです。ノギスで深さを測りましたが、0.5mm程度でした。
 また、刻印の部分を手で触ると、だいぶ熱くなっていました。

 

その後、刻印設定の繰り返しパス数を変えながら、テストを行った。
次の画像は、パス数を変えて、刻印した。そのパス数と刻印の状況を見てほしい。

 

 

20回 タイルの白い部分まで刻印(0.5mm程度 深堀り)

10回 タイルの白い生地まででている。

9回  タイルの白い生地が見える。

8回  白い生地が見える中、青い色が少し残っている

7回  白い生地でブルーが薄く見える

5回  7回より青く見える 

 

拡大表示  パス数と刻印の深さのイメージがわかりやすいと思う

 

 

 

 色違いのタイルでテスト

 丸のテストを踏まえ、10回のパスで、行いました。

タイルの色は、紫っぽいエンジ色。
作業時間が、なくなり、5回でストップした。

 

 

翌日、ピンク色のタイルで 10回の予定でスタートしたが、
やはり、時間がなくなり、7回でストップした。
下地がまで刻印。
時間は、3時間程度。

 

 

感想 

刻印を深くすることは、可能ですが、作業時間が問題です。
白く下地が出ている所を触れると、ザラザラ感が強い。
下地の白い部分が、見えないパス数で止めていたほうが良いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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