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名刺
2016/03/12

名刺は分身 両手で渡す

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2~3年前の日経新聞だったと思いますが、名刺に関する記事が載っていました。
名刺に関するマナーについての内容でした。この記事から、名刺のマナーについて紹介します。


名刺の渡し方は、何気なく交換していますが、受け渡しの動作一つで相手に伝わる印象が変わります。
また、名刺に書き込む情報も重要なビジネスツールになるので、名刺をもっと活用しましょう。

名刺は分身
名刺がその人の分身であることを心得ておくと、その扱い方のポイントがわかります。
自分の名刺の上に何か置かれていたり、捨てられたり、粗末に扱われていたら不愉快な気持になるものです。・・・・納得。

名刺の交換はビジネスの第一歩。
初めて名刺を手に持つたときの初心にかえって、意識改革をしてみよう。

名刺入れについて
最近は、財布や手帳などに入れる人も多いようですが、自分らしい名刺入れに収納することで意識も変わります。

名刺入れに載せて渡す
もともと名刺は手渡しするものではありませんでした。
名刺盆の上にのせて交換していました。名刺入れは、名刺盆の代わりで単なる収納用品では無かったのです。
そのため渡す際は、名刺入れにのせて両手で渡すことが基本となります。
両手がふさがっていると片手になることもありますが、両手で渡すことが基本です。すぐに空いた手を添えます。

名刺入れへの載せ方
あらかじめ相手の方へ向けて名刺入れの上に置くのは、略式な方法です。
正式な方法は、名刺を自分の方に向けて名刺入れの上に置きます。
そして、汚れなどがないか確かめてから時計回りに90度、さらに90度回転させて相手の方へ向けます。

交換するタイミング
複数人で同時に名刺交換する場合、訪問した側や目下の人から差し出すことが基本になります。
相手が複数の場合には役職が上の人から交換していきます。

上司と一緒に訪問した際は、まず先に名刺を交換をするのは上司です。
また取引先などと訪問した際は自社の人の紹介をしてから他社の人を紹介します。

名刺を受け取る
受け取る際は 「頂戴致します」 とひと言添えます。
受け取った名刺は、机の上座側か自分の前に並べておきます。
相手が1人の場合は名刺入れの上に置き、複数の場合はそのまま机に置きます。
名刺入れを置く向きは名刺が横型の場合は名刺入れの背の部分が相手側に向くようにします。
縦型の場合は、背を自分の右手側にします。

複数の人と同時に交換した場合には、顔と名前が忘れやすいものです。
もらった名刺は、席順に並べておくと間違いがないのですが、すべてを無理に置く必要はありません。

会食など社外で名刺交換をするときは、机上に置くと邪魔になることもあるので注意が必要です。
相手によっては関係のない人に名刺を見られるのをいやがることもあります。

名刺に書き込む情報
プログやツイッターなど自分を紹介する惰報が増えてきたことで、名剌にさまざまな情報をき込むケースが見受けられます。
基本的には自分が何をする人かを知ってもらうための情報を書き込み、相手の立場になりコンタクトがとりやすい情報の掲載を優先すると良いでしょう。
特に営業担当者など席を外していることが多い人は、携帯電話の記載もしておく方が良い。
渡す相手によって使い分ける人も増えています。

顔写真やプログのアドレスなど、自分をアピールするための材料を表面に印刷するケースも見受けられます。
ただし、良かれと思ったことが裏目に出ることも少なくありません。

仕事の内容やPR色が強い内容は、裏面に印刷するといった工夫も必要です。

以上ですが、参考になったでしょうか。


印刷屋さんの私からしたら、複数の名刺を持って使い分ける・・・と言うところが良いですね。
名刺をどんどん使ってアピールしてください。
ある建築会社さんの、あるお方からの名刺注文が、非常に多いのです。
この方、肩書が変わっていくのも早かったです。名刺を使う人は、出世も早いと言う事でしょうか。
それは、名刺の使う量は行動の結果であって、量イコール出世と一概に言えません。


 

 

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