厚物プリントサービス復活宣言
管理者用
今日は、UVインクジェットプリンターで、厚物プリントサービスを復活させます。・・と言うお話しです。
過去の厚物プリントサービス
大分古い話ですが、顔料系インクを使用したダイレクトプリンターを使っていたことがありました。
そして、厚物プリントサービス などとメニューに取り上げ行っていおりましたが、数年前に受付を停止してました。
その頃の画像が見つかりましたので紹介します。
油絵のキャンバス
タイル
レザーのマウスパッド
その他、木への印刷や色紙など多くの厚いものに対応しておりました。
その当時、HPにもページにも記載し、取り組んでおりましたが、厚物プリントって何? と言った感じでした。
また、顔料系のインクと言う事もあり、印刷する物によっては、前処理・後処理が必要になる素材もあり、結構手間のかかる作業です。
そして、本来の紙への印刷の事もあり、残念ながら撤退した経緯があります。
厚物ぷりんとの受付を終了してからも、長らくおいていた機械も今はありません。
再びダイレクトプリンター導入
代わって、今は、UVのインクジェットプリンターを設備してます。
もう、2年ほど経ちます。
使用目的は、転写シールの作成です。
150mm程度の厚いものまで直接印刷出来る、ダイレクトプリンターです。
厚い物が印刷できる、ダイレクトプリンターとして、使用する事もありましたが、まれに頼まれ動かす程度でした。
シールだけにこだわる理由もありますが、持っている機能からしたら、もったいない話です。
厚物プリントサービス開始
たまに、お受けするダイレクトプリント対応を行っているうちに、機能を活かしきっていないと強く思うようになりました。
と言う事で、ダイレクトプリンターを使ったメニューを立ち上げる事にしました。
以前に行っていた厚物プリントのノウハウもありますので、直ぐにも対応可能と思われます。
まず、厚物プリント で検索してみました。
厚物プリントドットコム と言うサイトがやたら出てきましたが、「厚物プリント」と言う言葉は、それほど浸透していないようにも感じました。
メニューの名前をどうしましょうか、
ダイレクトプリントサービスの方が良いでしょうか?
ダイレクトプリンターでどんな事が出来るか
まずは、UVインクジェットプリンターの仕様を紹介します。
この、仕様から、何が出来るか想像して見てください。
A2サイズ : 台のサイズは、420×594mm
物の固定など治具を考慮する必要はあるので注意!
厚さ 150mm程度まで可能です
凸凹に対しては、5mm程度
インクの構成 :CMYK + w + CL + p
CMYK 4色カラー
白 2層を同時印刷
CL 透明インクは、通常マットで、グロスタイプにも対応可能
固めのインクを使用
P プライマーには、下地用のインクで、密着性が上がります。
ダイレクトプリント事例
事例として良く出てくるのは、シルク印刷の代わりと言われています。
それも、CMYKフルカラーで印刷出来る事がメリットのようです。
したがって、ノベルティー用のグッズに名入れなどに使われてます。
今日のこの記事を書く為に、幾つか印刷してみました。
油絵のキャンバス
昔のキャンバスを引っ張り出して来て、プリントしてみました。
ジグソーパズル
白い無垢のパズルに印刷してみました。
どこから仕入れたのか不明でしたが、残っていたジグソーパズルが有りましたの作ってみました。
タイル
風神/雷神をタイルに印刷しましたが、金銀の箔押しをした上に絵柄をのせました。
雷神は、金箔を風神側は銀箔を使用してます。
ゴルフボール
私、ゴルフをやめて数十年経っており、ボールが有りませんでしたが、知人から使い古しのボールをいただき印刷してみました。
シャープペンシル
私が、普段使用しているシャープペンシルです。
もう数十年使用してますが、白で印刷しました。
その裏側に、金箔を使用して印刷して見ました。
箔押しの経験が、フラットな形状に対してしか無かったので、ちょっと失敗してます。
テストと言う事で悪しからず。
布のバック
何度か使用している布のバックを無理やり借りて印刷しました。
当社の、プリンターで使用しているインクセットからすると、クリアインクは使用出来ませんが、仕上がりはまあまあと言ったところです。
マスク
前回のNAVIの中で紹介してますマスクです。
このマスクには、保湿マスクと書かれており、少し厚めのマスクです。
少ないとは言え、仕事で対応して来たものをいくつか紹介します。
・スマホカバー
・機械部品のスチール板
・金属の名阪
・のし袋
・ポーチ
・日めくりカレンダーの台木
なんでもできそうな、ダイレクトプリンターですが、手作り感が強く、一品づつ仕上げて行くような所があります。
生産性が低く小ロットの対応になります。
従って、大量生産は、出来ない事をご了解ください。
フラットなものは、A2サイズまで対応可能ですが、形状に合わせ、固定する治具が必要となります。
治具につきましては、その都度対応致します。
最後に、不得意な物も、紹介しておきます。
かなり、幅広い材質に対応しますが、撥水処理をされているものは、密着性が悪くプライマー処理をしてもはじかれてしまう場合があります。
シリコン樹脂、フッ素樹脂なども同様ですが、事前にテストしておく必要はあります。
以上
まだ、メニューとしてWebページにも記載してませんが、ご相談いただければ対応いたします。