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ダイレクトプリント
2021/02/08

厚物プリントサービス復活宣言

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今日は、UVインクジェットプリンターで、厚物プリントサービスを復活させます。・・と言うお話しです。

 

過去の厚物プリントサービス

大分古い話ですが、顔料系インクを使用したダイレクトプリンターを使っていたことがありました。
そして、厚物プリントサービス などとメニューに取り上げ行っていおりましたが、数年前に受付を停止してました。

その頃の画像が見つかりましたので紹介します。

油絵のキャンバス

タイル

レザーのマウスパッド

 その他、木への印刷や色紙など多くの厚いものに対応しておりました。

その当時、HPにもページにも記載し、取り組んでおりましたが、厚物プリントって何? と言った感じでした。
また、顔料系のインクと言う事もあり、印刷する物によっては、前処理・後処理が必要になる素材もあり、結構手間のかかる作業です。
そして、本来の紙への印刷の事もあり、残念ながら撤退した経緯があります。
厚物ぷりんとの受付を終了してからも、長らくおいていた機械も今はありません。

再びダイレクトプリンター導入

代わって、今は、UVのインクジェットプリンターを設備してます。

もう、2年ほど経ちます。

 

使用目的は、転写シールの作成です。

 

150mm程度の厚いものまで直接印刷出来る、ダイレクトプリンターです。

厚い物が印刷できる、ダイレクトプリンターとして、使用する事もありましたが、まれに頼まれ動かす程度でした。

シールだけにこだわる理由もありますが、持っている機能からしたら、もったいない話です。

 

厚物プリントサービス開始

たまに、お受けするダイレクトプリント対応を行っているうちに、機能を活かしきっていないと強く思うようになりました。
と言う事で、ダイレクトプリンターを使ったメニューを立ち上げる事にしました。

以前に行っていた厚物プリントのノウハウもありますので、直ぐにも対応可能と思われます。
まず、厚物プリント で検索してみました。

厚物プリントドットコム と言うサイトがやたら出てきましたが、「厚物プリント」と言う言葉は、それほど浸透していないようにも感じました。

メニューの名前をどうしましょうか、
ダイレクトプリントサービスの方が良いでしょうか?

 

ダイレクトプリンターでどんな事が出来るか

まずは、UVインクジェットプリンターの仕様を紹介します。
この、仕様から、何が出来るか想像して見てください。

 

  A2サイズ : 台のサイズは、420×594mm 
          物の固定など治具を考慮する必要はあるので注意!

  厚さ      150mm程度まで可能です
          凸凹に対しては、5mm程度

  インクの構成 :CMYK + w + CL + p
          CMYK 4色カラー
          白 2層を同時印刷
          CL 透明インクは、通常マットで、グロスタイプにも対応可能
            固めのインクを使用
          P プライマーには、下地用のインクで、密着性が上がります。

 

 

ダイレクトプリント事例

事例として良く出てくるのは、シルク印刷の代わりと言われています。
それも、CMYKフルカラーで印刷出来る事がメリットのようです。
したがって、ノベルティー用のグッズに名入れなどに使われてます。

今日のこの記事を書く為に、幾つか印刷してみました。

油絵のキャンバス

昔のキャンバスを引っ張り出して来て、プリントしてみました。

 

ジグソーパズル

白い無垢のパズルに印刷してみました。
どこから仕入れたのか不明でしたが、残っていたジグソーパズルが有りましたの作ってみました。

 

タイル

風神/雷神をタイルに印刷しましたが、金銀の箔押しをした上に絵柄をのせました。
雷神は、金箔を風神側は銀箔を使用してます。

 

ゴルフボール

私、ゴルフをやめて数十年経っており、ボールが有りませんでしたが、知人から使い古しのボールをいただき印刷してみました。

シャープペンシル

私が、普段使用しているシャープペンシルです。
もう数十年使用してますが、白で印刷しました。

その裏側に、金箔を使用して印刷して見ました。
箔押しの経験が、フラットな形状に対してしか無かったので、ちょっと失敗してます。
テストと言う事で悪しからず。

 

布のバック

何度か使用している布のバックを無理やり借りて印刷しました。
当社の、プリンターで使用しているインクセットからすると、クリアインクは使用出来ませんが、仕上がりはまあまあと言ったところです。

マスク 

前回のNAVIの中で紹介してますマスクです。
このマスクには、保湿マスクと書かれており、少し厚めのマスクです。

 

 

少ないとは言え、仕事で対応して来たものをいくつか紹介します。

・スマホカバー
・機械部品のスチール板
・金属の名阪
・のし袋
・ポーチ
・日めくりカレンダーの台木

 


 

なんでもできそうな、ダイレクトプリンターですが、手作り感が強く、一品づつ仕上げて行くような所があります。
生産性が低く小ロットの対応になります。
従って、大量生産は、出来ない事をご了解ください。

フラットなものは、A2サイズまで対応可能ですが、形状に合わせ、固定する治具が必要となります。
治具につきましては、その都度対応致します。

最後に、不得意な物も、紹介しておきます。
かなり、幅広い材質に対応しますが、撥水処理をされているものは、密着性が悪くプライマー処理をしてもはじかれてしまう場合があります。
シリコン樹脂、フッ素樹脂なども同様ですが、事前にテストしておく必要はあります。

以上

まだ、メニューとしてWebページにも記載してませんが、ご相談いただければ対応いたします。

 

 

 

 

 

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