インデザインスクリプト 初級講座(はじめに)
管理者用インデザインは、非常に優れたDTPソフトだと思っています。
私は、インデザインの機能もまだ使いこなしていないのですが、スクリプトを使って自動化などに挑戦してます。
あまり詳し無い私が、スクリプトでインデザインの自動組版などを行っている処を見て、すごいですねなどと言われる事が有ります。
私の年と、容姿、又、会社の規模から、ありえないと思うのでしょう。・・・・本当に恐縮してます。
インデザインでは、JAVAsucriput、VBsucriptが利用できるため、DTP作業の自動化などに利用でき、作業効率の改善などに便利です。
スクリプトを使いだしたきっかけは、名刺の組版の自動化でした。
企業の名刺は、会社ごとにレイアウトの仕様がだいたい決まっています。その決まりに沿って組版を行うわけです。
期末の組織変更や人事異動などに短期間での対応が求められていました。また、それら情報が、エクセル等のデータで入稿されるわけです。
必然的に効率化、自動化に向かって行ったわけです。
その当時は、組版ソフトのページメーカーや、エディカラーを使用して、名刺の組版の自動化に取り組みました。
エクセルVBAスクリプトで、タグ付きファイルを生成し流し込んで行う方法で行ってました。
タグの組版仕様に沿って、テキストファイルに書き出すだけの簡単なスクリプトでした。
半自動化と言ったところでしょうか。それでも、効率アップと、入力ミスの削減に大きく貢献してくれました。
しかし、インデザインのスクリプト機能を知った時は、衝撃でした。丁度CS2が出たころだったと思います。
今までの、流しっぱなしの自動組版が、状況を確認しながら組版を行う事が出来るのです。
例えば、テキストフレームに書き込んだ文が入りきらない場合、その状況をプロパティを監視する事でわかるわけです。オーバーフローしていたら、フォントサイズを小さくしたり、テキストエリアを広げたりできるのです。テキストフレームの位置情報も知る事ができ、異動も出来ます。
しかし、私のような素人向けのマニュアルは、無く苦労しました。
縦書きにするのに1か月ほどかかりました。
いまだに、出来ること、知っている事の範囲内で利用してますが、それでも大変便利に使っています。
これからも、出来る事の範囲を広げ、少しでも向上できるようチャレンジしたいと思っています。
そこで、技術レベルの低い私でも出来るのですから、
非常に有効なスクリプトをまだ使っていない方に紹介したいと、
インデザインスクリプト 初心者向け 講座 として、何回かに分けて NAVIブログで紹介したいと思いました。
難しい事を知らない者が紹介するので講座とはおこがましい気がしますが、大した知識が無くても、本当に結構な事が出来る事と言う事を判ってもらいたいと思います。