TOP > blog > バリアブル印刷あれこれ
オンデマンド印刷
2016/07/30

バリアブル印刷あれこれ

管理者用
blog

今日は、バリアブル印刷について紹介します。

バリアブル印刷

1枚1枚、内容を変えて印刷する・・・・・バリアブル印刷です。

可変データ印刷とも呼ばれています。
このバリアブル印刷、業界では、お馴染みな言葉ですが、一般の方まで浸透しているのでしょうか。

プリンター技術の向上に伴って、言われてきたのですが、当社では、早くから取り組んで来てました。

名刺の版下の自動化です。
直接、プリンターに出力して印刷する事とは違いますが、エクセル等の名刺情報から自動組はを行うものです。
この自動組版が、バリアブル印刷なのです。
自動組版行われためいしの版を、製版機で出力します。そして、オフセット印刷機で印刷します。
製版出力をプリンターに変えれば、バリアブル印刷そのものです。

宛名印刷もバリアブル印刷そのものです。
ハガキや封筒に、一枚づつ、宛名を出力します。一枚づつ内容の異なるものを印刷する。
バリアブル印刷ですよね。

バリアブル印刷用のソフトについて

バリアブル印刷用のソフトは、いくつか知られています。
モリサワのMVP 、富士フイルムの FormMagic 富士ゼロックスFreeFlow・・・・
MVPとFormMagicは、導入の検討もしました。お試し版を導入して、実際に使用して見たこともありました。

そんな中から、私は、ロココのMETAWORKSを選択しました。
メタワークスは、インデザインのプラグイン的ソフトで、結果が、インデザインファイルで出力される点です。
他のソフトとは、ここが違っていたのです。結果を後から容易に訂正出来るのです。
人それぞれの評価の違いはありますが、ここの点が一番の評価でした。

しかし、残念ながら、現在は、使用してません。
インデザインのバージョンアップに伴い、メタワークスもバージョンアップが必要でした。
年間保守料でバージョンアップは、無料となりますが、年間保守料も馬鹿になりません。
私は、CS4の時点でギブアップしました。
Win8.1のPCにCS4を入れて使おうとしたのですが、動作せず問い合わせをしたのですが、保守契約してない事からサポートNG、しかし粘って回答をいただいたのは、64ビットに対応しないと言う事で・・・・これでおしまいになりました。
今までの年間保守料を払えば・・・・対応可能との事・・・・
この保守料についてですが、うまく動かない時にアドバイスをいただけるのですが、ソフトのバグによる問題でも、保守契約してないと対応してもらえないのです。バグでも対応してくれないなんて考えられません。
・・・・・・これじゃー 誰だってやめますよねー。

最近使用しなくなったのが、Accessです。
こちらの方は、導入しているPCがXPでほとんど電源を入れて無いからです。
Accsessは、データベースソフトですが、レポート機能で出力データを作ることが出来るのです。
インデザインのような組版ソフトと違って、細かなレイアウトの調整はできませんが、
出力結果のスピードの速さは注目に値します。
もう一度、使ってみようかと思ってます。

データ処理技術は必要

最後に、どんな良いバリアブル印刷用ソフトであっても、データ処理技術を持っている人材が必要です。
お客様から、いただいたデータを最終的なバリアブル印刷用のデータに変換する必要が出てきます。
この点は、お客様に戻して、データの修正を入れてもらえば良い事です。
とは言うものの必要ですよね。

 


 

 

関連記事