弔事の令状文、相手ごとの15文例
管理者用
前回、ひとり毎に内容の違う挨拶状についてお話ししました。
この時、10数年前に、依頼を受けた挨拶状の事を思い出しました。
探しました。
残っていないと思ったのですが、見るける事が出てきました。
葬儀の礼状の文が、相手により細かく分かれて、14~5件の内容となっています。
会社関係、友人関係、葬儀に参列、弔電、お花・・・・
ここまで分けて、お礼状をだすものなのかと感心したものです。
やり過ぎだ!と言う方もいらっしゃると思いますが、まずは、見てください。
1.会社関係 A(会社関係 参列+香典+弔電、香典返し済み)
謹啓 紫陽花の季節となりました。
先般亡父の永眠の節は、御多用中にもかかわらずご会葬いただいたうえ、ご丁寧な御弔電ならびに過分な御香料までいただき、ご芳情まことにありがたく御礼申し上げます。父を亡くした悲しい気持ちはなかなか癒えませんが、元気だった頃の陽気で優しい父を思いますと、一日も早くこの悲しみを乗り越え、家族が元気で仲良く暮らしていくことが何よりの供養になるものと思っています。
お陰さまをもちまして、本日四十九日忌法要を内々の者どもで相済ませることができました。拝眉の上お礼申し上げるべきところですが、略儀ながら書中をもちまして御挨拶申し上げます。父が生前賜りました御厚情に改めて感謝いたしますとともに、今後のご健闘をお祈り申し上げます。
敬白
2.会社関係 B(会社関係 参列、香典返し済)
謹啓 紫陽花の季節となりました。
先般亡父の永眠の節は、御多用中にもかかわらずご会葬いただいたうえ、過分な御香料までいただき、ご芳情まことにありがたく御礼申し上げます。父を亡くした悲しい気持ちはなかなか癒えませんが、元気だった頃の陽気で優しい父を思いますと、一日も早くこの悲しみを乗り越え、家族が元気で仲良く暮らしていくことが何よりの供養になるものと思っています。
お陰さまをもちまして、本日四十九日忌法要を内々の者どもで相済ませることができました。拝眉の上お礼申し上げるべきところですが、略儀ながら書中をもちまして御挨拶申し上げます。父が生前賜りました御厚情に改めて感謝いたしますとともに、今後のご健闘をお祈り申し上げます。
敬白
3.会社関係 C(会社関係 弔電郵送、お香典返しなし)
謹啓 紫陽花の季節となりました。
先般亡父の永眠の節は、ご丁寧な御弔電をいただき、ご芳情まことにありがたく御礼申し上げます。皆様の温かいご支援のもと、通夜および葬儀を無事相営むことができました。
先日●月●日におきましては、忌明け法要を内々の者どもで相済ませることができましたことを謹んでお知らせ申しあげます。
父を亡くした悲しい気持ちはなかなか癒えませんが、元気だった頃の陽気で優しい父を思いますと、一日も早くこの悲しみを乗り越え、家族が元気で仲良く暮らしていくことが何よりの供養になるものと思っています。
父が生前賜りました御厚情に改めて感謝いたしますとともに、今後の更なるご健闘をお祈り申し上げます。
敬白
4.友人 A(来訪+香典返し済み: )
謹啓 紫陽花の季節となりました。
先般亡父の永眠の節は、御多用中にもかかわらずご来訪いただいたうえ、御丁重な御供物、過分な御香料までいただき、ご芳情まことにありがたく御礼申し上げます。葬儀を終えた翌日から悲しみにくれる間もなく仕事に追われていた母が、久しぶりに古くからのお友達に囲まれ、大変心の癒されるひと時を過ごすことができました。本当にありがとうございます。父を亡くした悲しい気持ちはなかなか癒えませんが、元気だった頃の陽気で優しい父を思いますと、一日も早くこの悲しみを乗り越え、家族が元気で仲良く暮らしていくことが何よりの供養になるものと思っています。
お陰さまで、先日●月●日、忌明け法要を家のものどもで相済ませることができました。拝眉の上お礼申し上げるべきところですが、略儀ながら書中をもちまして御挨拶申し上げます。
父が生前賜りました御厚情に改めて感謝いたしますとともに、今後とも変わらぬ御交誼のほどよろしくお願い申し上げます。
敬白
5.友人B(会葬、香典+香典返し済み )
謹啓 紫陽花の季節となりました。
先般亡父の永眠の節は、遠方、御多用中にもかかわらずご会葬いただいたうえ、過分な御香料までいただき、ご芳情まことにありがたく御礼申し上げます。私たちが悲しみに包まれている最中親しい方々に傍にいていただいたお蔭で、母も妹も大変心が癒され、通夜と葬儀の合間を和やかな気持ちで過ごすことができました。本当にありがとうございました。父を亡くした悲しい気持ちはなかなか癒えませんが、元気だった頃の陽気で優しい父を思いますと、一日も早くこの悲しみを乗り越え、家族が元気で仲良く暮らしていくことが何よりの供養になるものと思っています。
お陰さまで、先日●月●日、
法名●●●
忌明け法要を相済ませることができました。拝眉の上お礼申し上げるべきところですが、略儀ながら書中をもちまして御挨拶申し上げます。
父が生前賜りました御厚情に改めて感謝いたしますとともに、今後とも変わらぬ御交誼のほどよろしくお願い申し上げます。
敬白
6.友人 C(会葬、来訪+香典返し済み)
謹啓 紫陽花の季節となりました。
先般亡父の永眠の節は、御多用中にもかかわらずご会葬いただいたうえ、過分な御香料まで賜り、後日はご来訪までいただきまして、ご芳情まことにありがたく御礼申し上げます。葬儀を終えた翌日から悲しみにくれる間もなく仕事に追われていた母が、久しぶりに古くからのお友達に囲まれ、大変心の癒されるひと時を過ごすことができました。本当にありがとうございます。父を亡くした悲しい気持ちはなかなか癒えませんが、元気だった頃の陽気で優しい父を思いますと、一日も早くこの悲しみを乗り越え、家族が元気で仲良く暮らしていくことが何よりの供養になるものと思っています。
お陰さまで、先日●月●日、忌明け法要を家のものどもで相済ませることができました。拝眉の上お礼申し上げるべきところですが、略儀ながら書中をもちまして御挨拶申し上げます。
父が生前賜りました御厚情に改めて感謝いたしますとともに、今後とも変わらぬ御交誼のほどよろしくお願い申し上げます。
敬白
7.友人 D(喪主友人 )
謹啓 紫陽花の季節です。
先般亡父の永眠の節は、忙しい中のご会葬、たくさんの御香典を、本当にありがとう。家族を代表しお礼申しあげます。
お陰さまで、先日●月●日、忌明け法要を済ませることができました。また近いうちみんなで集まり、酒でも飲みましょう。
敬白
8.友人 E(喪主友人 )
謹啓 紫陽花の季節です。
先般亡父の永眠の節は、忙しい中のご来訪、たくさんの御香典を、本当にありがとう。家族を代表しお礼申しあげます
お陰さまで、先日●月●日、忌明け法要を済ませることができました。また近いうちみんなで集まり、酒でも飲みましょう。
敬白
9. 友人 F(会社関係 )
謹啓 紫陽花の季節となりました。
先般亡父の永眠の節は、ご丁寧な御花と過分なご香料をいただき、ご芳情まことにありがたく御礼申し上げます。加えまして、父が生前、長年に渡り賜りました御厚情に改めて感謝いたします。
先日●月●日におきましては、忌明け法要を内々の者どもで相済ませることができました。拝眉の上親しくお礼申し上げるべきところですが、略儀ながら書中をもちまして御挨拶申し上げます。
父を亡くした悲しい気持ちはなかなか癒えませんが、元気だった頃の陽気で優しい父を思いますと、一日も早くこの悲しみを乗り越え、家族が元気で仲良く暮らしていくことが何よりの供養になるものと思っています。
家族一同、今後のご健闘をお祈り申し上げます。
敬白
10.友人 G (会社関係 )
謹啓 紫陽花の季節となりました。
先般亡父の永眠の節は、ご丁寧な御弔電と過分なご香料をいただき、ご芳情まことにありがたく御礼申し上げます。加えまして、父が生前、長年に渡り賜りました御厚情に改めて感謝いたします。
先日●月●日におきましては、忌明け法要を内々の者どもで相済ませることができました。拝眉の上親しくお礼申し上げるべきところですが、略儀ながら書中をもちまして御挨拶申し上げます。
父を亡くした悲しい気持ちはなかなか癒えませんが、元気だった頃の陽気で優しい父を思いますと、一日も早くこの悲しみを乗り越え、家族が元気で仲良く暮らしていくことが何よりの供養になるものと思っています。
家族一同、今後の更なるご健闘をお祈り申し上げますとともに、今後も変わらぬご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬白
11.友人 H (会社関係・会葬、来訪、香典、助言のお礼、香典返し済み:)
謹啓 紫陽花の季節となりました。
先般亡父の永眠の節は、御多用中にもかかわらずご会葬いただいたうえ、過分な御香料を賜り、後日はご来訪までいただきまして、ご芳情まことにありがたく御礼申し上げます。いろいろと不安を感じている母にとって、多大な励ましとなりました。 また、父が生前長年に渡り賜りました御厚情に改めて感謝いたします。
先日●月●日日におきましては、忌明け法要を内々の者どもで相済ませることができました。拝眉の上親しくお礼申し上げるべきところですが、略儀ながら書中をもちまして御挨拶申し上げます。
父を亡くした悲しい気持ちはなかなか癒えませんが、元気だった頃の陽気で優しい父を思いますと、一日も早くこの悲しみを乗り越え、家族が元気で仲良く暮らしていくことが何よりの供養になるものと思っています。
家族一同、今後の更なるご健闘をお祈り申し上げますとともに、今後も変わらぬご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬白
12.友人 I (会社関係・電報、来訪、香典、助言のお礼、香典返し済み)
謹啓 紫陽花の季節となりました。
先般亡父の永眠の節は、ご出張中であったにもかかわらずご丁寧な御弔電をいただき、また後日はご多用中ご来訪までいただいたうえ過分な御香料を賜り、ご芳情まことにありがたく御礼申し上げます。また、父が生前長年に渡り賜りました御厚情に改めまして感謝いたします。
先日●月●日におきましては、忌明け法要を内々の者どもで相済ませることができました。拝眉の上親しくお礼申し上げるべきところですが、略儀ながら書中をもちまして御挨拶申し上げます。
父を亡くした悲しい気持ちはなかなか癒えませんが、元気だった頃の陽気で優しい父を思いますと、一日も早くこの悲しみを乗り越え、家族が元気で仲良く暮らしていくことが何よりの供養になるものと思っています。
家族一同、今後の更なるご健闘をお祈り申し上げますとともに、今後も変わらぬご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬白
友人 J (会社関係・来訪、香典+香典返し済み)
謹啓 紫陽花の季節となりました。
先般亡父の永眠の節は、はご多用中ご来訪いただいたうえ過分な御香料を賜り、ご芳情まことにありがたく御礼申し上げます。また、父が生前長年に渡り賜りました御厚情に改めまして感謝いたします。
先日●月●日におきましては、忌明け法要を内々の者どもで相済ませることができました。拝眉の上親しくお礼申し上げるべきところですが、略儀ながら書中をもちまして御挨拶申し上げます。
父を亡くした悲しい気持ちはなかなか癒えませんが、元気だった頃の陽気で優しい父を思いますと、一日も早くこの悲しみを乗り越え、家族が元気で仲良く暮らしていくことが何よりの供養になるものと思っています。
家族一同、今後の更なるご健闘をお祈り申し上げますとともに、今後も変わらぬご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬白
13.友人 K (会社関係・来訪、香典+香典返し済み)
謹啓 紫陽花の季節となりました。
先般亡父の永眠の節は、御多用中にもかかわらずご会葬いただいたうえ、過分な御香料を賜り、後日はご来訪までいただきまして、ご芳情まことにありがたく御礼申し上げます。いろいろと不安を感じている母にとって、多大な励ましとなりました。
先日●月●日におきましては、忌明け法要を内々の者どもで相済ませることができました。拝眉の上親しくお礼申し上げるべきところですが、略儀ながら書中をもちまして御挨拶申し上げます。
父を亡くした悲しい気持ちはなかなか癒えませんが、元気だった頃の陽気で優しい父を思いますと、一日も早くこの悲しみを乗り越え、家族が元気で仲良く暮らしていくことが何よりの供養になるものと思っています。
家族一同、今後の更なるご健闘をお祈り申し上げますとともに、今後も変わらぬご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬白
14.町内会
謹啓 紫陽花の季節となりました。
先般亡父の永眠の節は、御多用中にもかかわらずご会葬いただいたうえ、過分な御香料までいただき、ご芳情まことにありがたく御礼申し上げます。葬儀以降も、ご町内の皆様から日頃励ましのお声をかけていただき、母も妹も大変感謝しております。
お陰さまをもちまして、本日四十九日忌法要を内々の者どもで相済ませることができました。拝眉の上親しくお礼申し上げるべきところですが、略儀ながら書中をもちまして御挨拶申し上げます。
父を亡くした悲しい気持ちはなかなか癒えませんが、元気だった頃の陽気で優しい父を思いますと、一日も早くこの悲しみを乗り越え、家族が元気で仲良く暮らしていくことが何よりの供養になるものと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
敬白
15.親族 (親族:・・・)
拝啓 毎日曇り空が続きます。
先般亡父の永眠の節は、遠方、御多用中にもかかわらずご会葬いただき、また先日におきましては忌明け法要にもお越しいただいたうえ、過分な御花料までいただき、ご芳情まことにありがたく御礼申し上げます。私たちの悲しみがなかなか癒えないまま法要に臨むにあたり、皆様に来ていただいたお蔭様で、家族一同、和やかな気持ちで一日を過ごすことができました。これからもつらい日は多々あるかと思いますが、元気だった頃の陽気で優しい父を思いますと、一日も早くこの悲しみを乗り越え、家族が元気で仲良く暮らしていくことが何よりの供養になるものと思っています。
今後とも変わらぬ御交誼のほどよろしくお願い申し上げます。
敬具
以上、どうでしたか?
これを発展させて行くと、一人毎に、異なる内容での礼状を出したいなんて言うのも有りますよね!