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宛名印刷
2016/05/11

ワードの宛名住所データをエクセルに取り込む

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宛名データを、ワードで頂きました。
このデータを使用する為には、エクセル等の表データにする必要があります。

件数が少なければ、コピー&ペーストで済みますが、件数が多くなるとそうもいきません。
今回の対応事例を簡単に紹介します。


入稿のファイルを見ますと 社名と住所だけのファイルでした。
住所データの記入位置は固定です。
また、郵便番号の記載が有りません。

(データは実際のものと異なるサンプルデータを使用して説明してます)

 〔目 次〕

1、ワードファイルをテキストファイルに変換
2、エクセルにテキストファイルを取り込む
3、エクセルに取り込んだデータを整理
 ① 余計なスペ―ス削除
 ② 空白行の削除
 ③ 郵便番号を付ける


宛名ワードファイル

 

ワードファイルをテキストファイルに変換

書式なしで別名保存します。

[ファイル]⇒[名前を付けて保存]⇒ 保存場所を指定します ⇒ファイルの種類を [書式なし(.txt)]⇒[保存]

又は、[ファイル]⇒[エクスポート]⇒ [ファイルの種類の変更]⇒[書式なし(.txt)]⇒保存場所を指定して [保存]

ワードのテキストを全て選択して  コピー ⇒ メモ帳等を開いてペースト ⇒ テキストファイルとして保存しても良いでしょう。

もし、コードの指定ウインドウが表示された場合は[シフトJIS] コードを選択しましょう。

ワードファイルの保存モード

保存したテキストファイルをメモ帳で開いた画像です。

ワードファイルからテキスト変換ファイル

 

エクセルにテキストファイルを取り込む

エクセルを起動します ⇒ [データ]⇒[テキストファイル]⇒ .txt テキストファイルを選択します。

テキストファイルウィザード-1/3 が開きます。

 

 エクセルのテキストファイルウィザード

スペースによって右または左に揃えられた固定長フィールドのデータ(W) を選択して[次へ(N)]

 エクセルのテキストファイルウィザード2


区切り位置でマウスのボタンをクリックします。 ⇒ [完了(E)]

 エクセルのテキストファイルウィザード3


桁数を区切りにして取り込みます。

 テキストファイルの取り込み

エクセルに取り込んだデータを整理


ワードの元データの状態によって、異なりますが、エクセルに取り込んだデータを整理します。

今回の例では、空白行がありますので削除します。

余計なスペ―ス削除

桁数を指定してセルを分けましたので、目には見えていませんが余計なスペースが付いています。
TRIM関数を使って、余分なスペースを削除しましょう。

  TRIM 単語間のスペースを1つづつ残して不要なスペースをすべて削除します

同じ行の空いているセルに TRIM関数を記入します。

例) =TRMI(a1)

エクセル関数スペース削除

 

相対するセルに対し TRIM関数をコピーして、全てのセルの余計なスペースを削除します。

 

エクセル関数スペース削除2

TRIM 結果の全てをコピーして同じ場所に 値の貼りつけオプションでペーストします。

エクセル関数スペース削除3


変換前のA列、B列 の元の列を削除します。

エクセル関数スペース削除4

 

空白行の削除

[データ]⇒[重複の削除] 空白行が1行だけ残りますが全て削除されます。残った1行も削除します。

エクセル空白行削除

さらに、目視で、表の整理を行います。

エクセルデータ整理

郵便番号を付ける

今回は、住所データに郵便番号を付けます。
郵便番号変換アドインを登録しておく必要があります。

このブログでも、紹介してますので参照してください。  Excel郵便アドインは便利 

郵便アドイン

 郵便番号が生成されていない処は、住所データに問題があるかもしれません。

郵便アドオンイン

 


 

 

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