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コラム
2017/06/12

色の変わって行く話

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特色は、DICナンバーで指定されました。
DICの色チップに合わせて、色を作り印刷して納品。
お客様から、先日との色が異なるとのクレームです。

確かに、以前に納品したものとは、色は、変わっています。
それは、当然の事でわかっていた事です。
新しいデザインに変えて、作成するとの事でしたし、色もDICナンバーで指定してきたのです。
前回までは、前に作成したものに合わせた色で印刷して来ていました。
デザインの変更と共に、色もDICナンバーで指定してきたのです。

色々、話が有って・・・
お客様が、前回のものと言われたものは、当社で扱ったものでは無い事が判明しました。
お客様側の担当者が変わった事が、トラブルの原因だったようです。
しかし、指定してきたDICナンバーの色は、お客様とそのデザイナーで決めてきたはずです。
今回、納入した封筒は、お客様が指定したDICナンバーに合わせて色ですが、まだ納得していないようです。

どうなっているのでしょうか。?

似た話は、たまにあります。
最初に指定していた色が、回数を重ねる毎に変わって行くのです。
担当者が退職したなどの事がきっかけの場合が多いように思います。
また、お客様の中に、ルールを破って、色を少し変えてくれ・・・・
などの事を受けて、変わっていく事もあります。

2~3年前の話ですが、あるお客様から、名刺のデザイン変更の話が入りました。
話を持ち込んできた方は、その会社の役員の方で、創業当時からの古いお方でした。

デザインの変更と合わせて、色の話になり、ロゴの色が、昔の元と変わっているとの指摘を受けたのです。
今回、元に戻そうと言う事になりました。DICナンバーで色を決め直したのです。
しかし、その色は、その役員の方の、頭の中のイメージからのものです。

さて、運用開始したのですが、名刺を発注する方からは、元の名刺の色にしてとの依頼が入って来ます。
一般の社員のかたから、元の色にしてほしいとの依頼があるようです。
そのうち、デザインも元のもので作ってとの依頼が入って来ます。
今、そのお客様、ロゴの色は、元の色に戻り。デザインは、2種類の運用になっています。

変わって行く事が、良い・悪いの判断は、それぞれですが、知らないうちにと言う事は、無いようにしたいものです。

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