転写シールについて
UVインクジェットプリンターで作成します
UV転写シールは、糊が添付されているシートにUVインクジェットプリンターにより印刷して作成します。
UV転写シールを使って、様々なものに転写印刷が可能となります。




UV転写シートは、A3、A4、A5の3つのサイズを用意してます。
UV転写シールを使った転写印刷方式は、様々なものに印刷が可能であり、多方面での活用が期待されます。
UV転写シールの転写方法
まず、アプリケーションフイルムを台紙から剥がします。
その後は、アプリケーションフイルムを貼って、擦って、剥がすだけです。
UV転写シートを使う
動かせないもの | 建築物や設置型の機械・・・・・・ |
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重い・大きい | 持ち運びが、容易でないもの・・・・・・・・・・・・ |
印刷機械に通せないもの | 厚いもの、 形状がフラットでない・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
色々な形状の完成品 | 完成品などに、 後から名入れなど・・・・・・・・・・・・ |
シルク印刷やパッド印刷の代替 | シルク印刷の代替として、 フルカラー対応が可 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・ |
シールを貼っていたものから切り替える | 掲示板や看板などの文字などのカッテェングシートの代わりに |
デカールやインレタとして使用 | インレタとして・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
小ロット商品の加飾 | ちょっとした製品に付加価値をつけるなど ・・・・・・・・・・ |
身の廻りの名入れ | 名入れに・・・・・・・・・・・ |
転写出来る材質
多くの材質に対応可能としてます。
材質により、いくつかのシート用意してますので、
転写印刷の状況をお知らせいただければと思います。
- 金属製品 アルミ・ステンレス・スチール
- プラスティック製品
- ガラス製品
- 陶器
- 木材
- 紙
苦手なもの
・布 弊社が採用しているインクセットは、柔軟性を抑えたものを使用してます。
布のような折曲がりのきついものには不向です。
・表面に凹凸の大きいものは、程度より対応可能ですが、注意が必要です。
・転写時の貼りから剥がす作業において、糊の粘着に負けて素材が剥がれるものはNG。
・面積の大きいもの
多少のテクニックが必要になります。
空気泡を後から抜くのは、粘着性が強いため難しくなります。
泡を作らないよう、空気を抜きながら貼ります。
・テフロンなどフッ素樹脂系は、難しい。
・細い線や、点等のデザインでは、転写した時の設置面積が小さいため、
相対的に、接着力も弱くなります。
デザインの工夫が必要となります。
堅牢性(強度)
強粘着のカッテェングシートなどと、同様に接着力は高く、クリアインクは硬化すると、固くなりますが
使い方によっては、注意が必要です。以下にまとめました。
細い線や、点等のデザインでは、転写した時の設置面積が小さいため、相対的に、接着力も弱くなります。
従って、耐久性も低くなります。
デザイン上で、孤立点や細い線を作らない、クリアを2重にするなど作成方法の見直しによっても強度は
変わってきますがコップなど、常用で毎日使用するようなものは、長期間の使用は、難しいでしょう。
イベント期短期間での使用に限った方が良いと思います。
置物や、飾り物であまり触らないものは、問題ありません。
マウスなどのような毎日使用するものでも、手の平に包む込まれるとようなものは、
爪でこすったりする事もないので長期間のしようにも耐えられると思います。
転写印刷後、さらに上から塗装など加工される場合は問題ないでしょう。
どうしても、強度を求める場合、UVインクジェットプリンターで、直接印刷する方法もあります。
サイズや形状など制限が出てきますが、ご興味のあるかたは、ご相談ください。
入稿データ
※入稿データは、Adobe illustrator “.ai” ファイルを推奨します。
データは、基本的には、CMYKモードで作成します。
白版 墨(K)版で作成
クリア版 墨(K)版で作成
絵柄版
・・・それぞれをレイヤー分けしてください。
他のファイルでは、
・EPS
・PDF
・tif
・jpg
・・・等が使用できます。
この場合、白版、クリア版のそれぞれをファイル名で分かるようにしてください。
作成有効範囲
作成サイズに対し、4辺とも10mm内側になります。
転写データの作り方 及び 入稿データを 参照