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2017/12/19

Adbe Illustrator のファイルが開くのが遅い 対応事例

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最近イラストレータの異常な動きで悩んでいました。

現象 ファイルを開いた後に、時々操作出来ない
   又は、時間がかかる、待たされる、画面が黒くなる
   表示が消える、白くなる

そのまま待っていると、表示される。
ファイルを開くのが遅い。
・・・・

現象も、一言で言えない。把握出来ない状況でした。
こうなって来ると、ちょっとした動作が気になり、不安が広がって来るんです。


調査開始

このままでは、仕事にならないと言う事で思い切って調査を開始しました。
何から調べたら良いのか、皆目見当がつかず。
「遅い」 と言う事からパフォーマンスから見る事にしました。

? Ctrl + Alt + Del キーを押し、[タスク マネージャー] をクリックします。
? Ctrl + Shift + Esc キーを押します。
タスクマネージャーを起動します。

 

 


パフォーマンス タブを開きます

 

 

 

イラストレーターで異常が見られるファイルを開きました。

かなり時間がかかって、ファイルが開きます。・・・・3分
大きな画像が貼り付けられているファイルですから、ある程度は我慢する必要はありそうです。
以前は、どうだったか ?

感覚的に・・・・・かなり遅くなっているような気がします。

ここで、色々な現象から、一つの現象をはっきりと認識しました。

ファイルが開いた状態でいる時、何も操作していないのですが、イラストレーターのウィンドウが黒く表示されます。
しばらくして、黒い画面から、ファイルを開いた時の状態に戻ります。
これを繰り返し行って居るのです。

以上の状態と、インサーネット パフォーマンスに表示するグラフとの間での相関関係が有る事に気が付きました。
黒くなる時、インサーネット上のパフォーマンスが上がり、正常に表示する時パフォーマンスが下がるのです。
ネットワーク通信との関連が有りそうです。

 


思い当たるところとして、重たい画像のリンクがらみ?
定期的に画像のリンクを確認しているのでは?
この時、ネットワークの通信が行われるが、ここで時間がかかっている?


そして見つけました。

[編集]⇒ [環境設定]⇒ [ファイル管理・クリップボード]内の
[リンクを更新]を [自動] から [手動] に変更してみました。

 

これで、イラストレーターを操作していないのに、画面が黒くなる現象は消えました。
そして、何だか良く判らない現象が、少しクリアになりました。

しかし、この様な設定が有るのも知りませんでしたし、設定はいじった記憶は無いのです。

ファイルの開くのが遅いのは変わらないのです。
まだまだ、問題は残っています。

それでも、ネットワークの問題と強く思う事になりました。

・・・・続く

 

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