TOP > blog > ひとり毎に違う内容の挨拶状
挨拶状
2017/12/12

ひとり毎に違う内容の挨拶状

管理者用
blog

先日、紹介した、挨拶状に宛名を書く話を紹介しました。
この時に受けた依頼内容をもう一つ紹介しましょう。

挨拶状の文を相手毎にそれぞれ文を用意したいとの依頼でした。
そうです、一枚毎に違う内容を印刷する、バリアブル印刷です。

会社設立に対して、多くの方からお祝いを頂いたそうです。
お花を頂いた、置物を頂いた・・・・・

・・・・・色々な形で、祝福を受けられたそうです。

従って、相手ごとに礼状の内容も違って来るのです。
似たような、依頼は、弔事の時にもあります。
お花を、弔電を、・・・・・をと言う事で、お礼の挨拶文も当然変えたいですよねー!。

この様な場合でも、一般的には、メインの文でレイアウトして、ほんの一部を変えて、4~5種類の令状で済ませると言うのが普通でしょう。
これですと、全体のレイアウトは変える事なく、対応出来きます。

しかし、今回は、自分とのお付き合いの関係を踏まえ、礼状の文を作っているのです。

友人、先輩、親戚、取引先・・・・・・
したがって、挨拶状を構成する、前文・主文・末文 の全てで異なるレイアウトとなります。
バリアブル印刷においては、文の一部文の単語を変える事は出来ても、相手ごとに異なる文章を変えると言うのは難しい。
文章を変える事は、容易でしょう。
しかし、文字数による改行位置や行数による行間、フォントサイズなどのコントロールなど、整える事が出来るか、と言う課題なのです。

今回は、宛先名を本文最後に入れるバリアブル印刷もお受けしてます。
本文も含め、なんとか自動化でと検討しましたが、件数的にも少ない事から、半自動化で済ますことにしました。

具体的には、相手の名前を入れる作業と、文のレイアウト作業を別々に行う事にしたのです。
一人づつの文データを順に読み取り、インデザインに流し込んで行きます。
この作業は、自動化が可能です。
出来た、インデザインのデータは、人数分のページが作られます。
そして、ページ毎に、手作業で細かなレイアウト調整をします。ここが、自動化出来ません。
インデザインデータ、1ページが、1名分のデータです。

最後に、1ページづつ名前をレイアウトして完了です。

実は、挨拶状のレイアウトの自動化にチャレンジした事が有ります。
テンプレートを幾つか用意して自動化を行ったのですが、使い勝手が悪く使っていません。
あるWebサイトに、このなれの果てが、残っています。
Web上から挨拶状のレイアウト確認が出来ます・・・と言ってます。

ご参考に ⇒ レイアウト確認できますサイト 

テンプレートを使わず、自動化の構想もあるのですが、どうしても、入稿データのフォーマットに制限をかける必要が出てきます。

今、AI・人口知能の話題が多く取り上げられています。
自動組版技術に何とかして、AIを取り入れたいと思っています。
どうやったら可能となるのでしょうか?・・・まったくわかりません

AIソフトって売られているのですか?

AIソフトって誰でも使えるのですか?

我々の処に来るのは、いつごろになるのでしょうか?

 

 

関連記事