TOP > blog > 縦型名刺のレイアウトルール
名刺
2017/05/18

縦型名刺のレイアウトルール

管理者用
blog

名刺のの話が続きましたが、今日は、縦型名刺についてです。

名刺は、もともと縦型が一般的でした。
そして、横型に変ってきましたが、今では、用紙は縦に、文のレイアウトは横になど、何でも有りの時代です。
再び、オーソドックスな、縦型縦書き名刺が見直される時代が来るかもしれません。

古い名刺のレイアウトの定番は、厚い台紙に縦書き。
先輩の印刷屋さんから、レイアウトのルールを聞かされた事がありました。

だいぶ古い話になりますが、どの企業も同じような形になるのは当然です。

縦書き名刺のレイアウトルール

  • 右から、会社名、部署
  • 名前を中心に配置、
  • 肩書きは、名前の上に
  • 左に住所・電話・fax
  • 会社・部署 ⇒ 名前 ⇒ 住所 の先頭位置は、順に下げて行く
  • フォントは、正楷書体
  • 名前のフォントサイズは、18ポイント
  • 住所部分は、6ポイント
  • 肩書き、部署は6~10ポイント
  • 会社名は12~14ポイント
  • 中心に配置した名前を中心に、社名/所属のブロックと住所ブロックを同じ程度の位置に配置
  • 左角 4~6mmあたりに会社のロゴ印刷又は型押し

 

 

 


結局このルールは、活版印刷から来たのでしょう。
活版印刷も、樹脂版が出てきて、デザインの自由度は上がりました。
現在では、オフセット印刷からデジタル印刷の時代に移って、何でも有りになって来ました。

私が良く言ってましたが 名刺は小さなキャンバス ・・・・・ですよね。

たまにですが、メディアで活版印刷の名刺が話題に取り上げられる事があります。
薄台紙が好まれる時代ですが、最近、厚い台紙を指定する方が出てきています。
もしかしたら、オーソドックスな縦書きの名刺が新鮮に感じる時代に戻るなんて事も有るかもしれません。

 

関連記事